このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

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2018年4月19日木曜日

キャンディライド(レーンズエンドファーム)

今回はレーンズエンドファーム(Lane's End Farm)で繋養されているキャンディライド(Candy Ride)です。

キャンディライドは父ライドザレールズ(Ride the Raild)、母キャンディガール(Candy Girl)、その父キャンディストライプス(Candy Stripes)の血統です。
アルゼンチン産馬のこの馬はアルゼンチンで3歳時にデビューして勝利、その後2、3戦目のG1を連勝してアルゼンチンの最優秀マイラーに選出されて北米のロン・マカナリー厩舎(かつてジョンヘンリー(John Henry)なども在籍)に移籍しました。
この馬の現役時代の最大のハイライトとなったのは2003年のデルマーでのG1パシフィッククラシックでのメダリアドロー(Medaglia d'Oro)との一騎討ちでしょう。4頭立てながらこの年のジャパンカップダートでアドマイヤドンに勝ったフリートストリートダンサー(Fleetstreet Dancer)も出走しており大変見ごたえのあるレースでして、是非一度映像でご覧になることをお勧めします。
結局これがキャンディライドにとって最後のレースとなり、それ以前のG2を含めた2勝で通算6戦6勝で種牡馬入りをしました。


種牡馬としては昨年の米年度代表馬のガンランナー(Gun Runner)をはじめ、2歳牡馬騸馬部門チャンピオンのシェアドビリーフ(Shared Belief)など多数の活躍馬が誕生しています。
ちなみに繋養されているレーンズエンドファームには2010年の米年度代表馬ゼニヤッタ(Zenyatta)もいます。
また日本のキングカメハメハの父キングマンボ(Kingmambo)もかつてここで繋養され、東京大賞典勝ち馬アポロケンタッキーの父ラングフール(Langfuhr)は26歳ながら現在も元気でここで種牡馬生活を送っております。遠く離れていると感じているケンタッキーでありながらも日本の競馬ファンの皆様にはこのレーンズエンドファームには親近感を抱くことができるのではないでしょうか。

参照 レーンズエンドファーム ウェブサイト

キャンディライド
2018.2.6 アメリカ合衆国ケンタッキー州ヴァーサイレス レーンズエンドファームにて

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2018年4月17日火曜日

皐月賞が終了しました

先週末の牡馬三冠競走の一冠目、皐月賞は大本命とみられていた昨年の2歳チャンピオンで無敗のダノンプレミアムの回避により一気に混戦ムードに変わりました。


その皐月賞はエポカドーロが勝利を挙げました。
見ていて危なげないレース運びをしながら勝利することができる能力をレースで証明することができました。競馬をよく見る人でしたら『レースセンスがいい』と言う言葉に置き換えると思われます。これは今後もレースを走るうえで大きな武器になっていくのではないでしょうか。
来月末の日本ダービーではダノンプレミアムとの対決が期待されます。どのようなレースになるのでしょうか、楽しみです。


ちなみに私は撮影をするうえにおきまして、レース前とかで勝ち馬はこれだというのをなるべく決め込まないようにしています。馬のことですので何が起こるのか尚更わからないですし、予測ができない部分も多いものですからそのように心がけています。
これはかつて実際に馬に接してきた人間の率直な実感です。
理想は出走馬の情報を頭の中に一旦はしっかりと入れてそれを忘れてレースに臨むことです。
また私も含めてですがカメラマンは先頭集団がゴール直前でも判断を誤って2着の馬が勝つと判断してそれを中心に撮影してしまうことがあります。なので「(発売締切後どころかゴール直前でも勝ち馬の判断を間違う)カメラマンに競馬の予想を絶対に聞くな」とは時折言っています(笑)


私のほうは今週末は日曜日は東京競馬場ですが、土曜日は久しぶりに福島競馬場のほうへ行く運ぶ予定です。福島競馬場へのJRAからプレスパスを貸与していただいてからはもちろん初めて、最後に行ったのは東日本大震災の発生以前です。
福島県には被災した友人も在住していまして、あのときの津波で自宅で飼っていた馬たちを失ってしまいました。
私には軽々しく復興支援とか一区切りとか言うことは到底できませんが、あの震災で心を痛めたことをどこかずっと忘れずにいながらも、かつ目の前の自分のするべきことに集中してそれを忘れることを継続していきます。

皐月賞勝ち馬 エポカドーロ 戸崎圭太騎手を背に
2018.4.15 千葉県船橋市 中山競馬場にて

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2018年4月13日金曜日

ウォーフロント(クレイボーンファーム)

今回はクレイボーンファームにて繋養されているウォーフロント(War Front)です。

ウォーフロントは父ダンチヒ(Danzig)、母スタリードリーマー(Starry Dreamer)、その父ルビアノ(Rubiano)の血統で、競走馬時代に当時はG2だったアルフレッドGヴァンダービルトハンディキャップを勝っています。

種牡馬入りしてからは産駒がアメリカ国内のみならず欧州でも多数のG1馬が出ており、芝のレースで活躍している傾向がみられます。
その中でダートで活躍した、ウォーフロント産駒としては異色の存在となるザファクター(G1パットオブライエンステークスなど)は日本へ輸入されました。


クレイボーンファームはかつてナスルーラ、ニジンスキー、ダンチヒ、ミスタープロスペクターなど、サラブレッドの血統を見ると必ず見る名前の馬を繋養していました。
なおその馬たちの墓も牧場にありまして、それもホースカントリーのツアーで見学が可能です。



ウォーフロント
2017.8.9 アメリカ合衆国ケンタッキー州パリス クレイボーンファームにて

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