このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

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2013年11月21日木曜日

秋の京都開催

気がつけば木々の色も紅や黄に変わり、冬の訪れを感じさせるようになってきました。
私のほうはこの秋には京都競馬場のほうに頻繁に通っていました。聞くところによると私が生まれたときから1歳になるまで自宅が京都競馬場の近所だったそうで、記憶に残っていないところで競馬場にはよく行っていたそうです。

そのような京都競馬場で今月、G1レース(最も賞金が高いレースをG1、順に2、3、それ以外のレースとなっています。『G』は米国では『グレード』、欧州では『グループ』、日本では『ジー』と呼ばれているのが一般的なようです)が2つ行われました。
一つは先々週の日曜日は牝馬限定の『エリザベス女王杯』、先週の日曜日は『マイルチャンピオンシップ』です。ともに3歳以上の馬が出走可能なレースです。以前は馬の年齢は4倍にすると人間の年齢に相当すると言われていましたが、このような換算方式もあります。

(馬の年齢−3)×3+17
(参照:立飲み屋"馬糧庫"『ユキチャン花ざかり』より)

そうすると3歳の馬は人間の17歳くらいとなります。ただ馬の年齢は元日に一斉に1プラスとなりますので、現在の3歳馬は4歳に近いと考えてもよいでしょう。馬の4歳は人間の20歳くらいですので、人間で例えると17から20くらいより上の年齢から出走できると考えてもらえればいいと思います。
ただG1は最も賞金が高いレースです。強敵相手に勝ち抜いてきて、かつ怪我等をせずに無事に過ごすことができた馬のみが出走が可能で、その中から最大18頭のみが出走可能ですので、まずはこのG1レースに出走するだけでも大変なことだと言えます。

今月京都競馬場で行われた2つのG1競走はともに芝コース(芝生の馬場)を使用するのですが、京都では先月からレースが毎週末行われていましたので今月に入ってから当然のことながら傷んでいました。
私たちカメラマンは撮影のために芝コースの上を歩くこともあるのですが、所々に凸凹しているのを歩きながら感じることがあります。先週の晴れた土曜日には京都競馬場を拠点としているあるカメラマンの方が「もう来週で京都開催も終わるからね」とおっしゃっていました。それを聞いたとき傷みは当然出てくるとともに、私が大好きになった京都競馬場の開催ももう終わるのだな、としみじみと感じました。
ちなみに競馬は屋外で開催していますので、当然ながら天候の影響を受けます。雨が降ると馬場は異なるものになります。具体的にいうと一部でぬかるみが出てきます。先々週のエリザベス女王杯の日は時折強い雨の降る悪天候の中で競馬が開催されたのですが、エリザベス女王杯終了後に撮影のために芝コースを歩いていたときにぬかるみを感じました。
このぬかるみはおそらく馬に騎乗している騎手の方も馬上から感じることができると思います。私は以前、馬術をかじる程度ですがしていて、小さいながら馬場馬術の競技会にも出場した経験もあるのですが、練習で雨上がりの馬場でぬかるんだところを馬が走るとお尻が沈むような感覚を感じました。そのときは馬も普段以上に脚、特に後脚に力を入れて走らなければなりませんので、競馬の場合だとそこで力を余計に使ってしまうことになるでしょう。
先々週の日曜日はあのお尻が沈むような気持ち悪い感覚をふと思い出しながら撮影をしていました。
2013.11.10. 雨の降る京都競馬場にて

次回の更新はまたいつになるのかお約束ができないのですが、今回のように何か馬のことを織り交ぜながら執筆をしようと考えております。
今年は春の渡米してからの帰国後から馬のこと、競馬のことをほとんど全く知らなかった人たちと出会う機会がこれまで以上に格段に増え、馬とは、競馬とは何なのかと説明することも増えました。競馬の記事は競馬専門誌以外の新聞等でも普段の日常生活ではまずお目にかかることがない言葉、言葉遣いに溢れていることに気付かされ、思い知りました。この取っ付きにくい印象を少しでも解消することができればという願いも込めております。
楽しみに更新を待たれている方には申し訳ありませんが、どうか引き続き気長に待っていただければ嬉しく思います。
2013.11.17. 曇りで馬場が良いと発表されていた京都競馬場にて

2013年7月19日金曜日

近況報告

読者の皆様へ

お久しぶりです。そして更新をお待ちしていた方には大変申し訳ない思いです。
私のほうが最近どのようなことをしているのかという報告を、簡単ではありますがさせていただきます。

私のアカウントのFacebookやTwitterなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今年の3月、4月と約2ヶ月間ですがアメリカ合衆国のほうに滞在していました。そこでカリフォルニア州のロサンゼルス市近郊にあるサンタアニタパーク競馬場、ならびにケンタッキー州レキシントンにあるキーンランド競馬場を訪問しました。彼の地では幸運にも素晴らしい出会いに恵まれ続け、大変実りのあるものになりました。春の米国滞在は質、量ともに大変充実しておりますが、このブログに書くことができるものは今後ほんの少しでも執筆することができればと思います。
また先月、阪神競馬場にておこなわれたG1競走、宝塚記念で私が撮影した写真がアメリカ合衆国のエクリプススポーツワイヤ(Eclipse Sportswire)のサイト、ならびにそこの経由でアメリカ合衆国のメディア等に発表されました。ちなみに宝塚記念の勝ち馬には11月にアメリカのサンタアニタで行われるブリーダーズカップターフ(Breeders' Cup Turf)への優先出走権が与えられます。まだ日本の競馬ファンの方たちにも広く周知されていない印象が私にはありますが、宝塚記念は世界につながっているレースであることをたくさんの方に知っていただければうれしく思います。
エクリプススポーツワイヤのサイトで発表されているものはこちら、アメリカズベストレーシング(America's Best Racing)の記事に使用されているものはこちらになります。

撮影する環境が激変し、撮影したものを以前のように気軽にたくさんこのブログで発表することが不可能になりました。これまで楽しみにしてくださった読者の方たちには大変申し訳ないですが、そこのところをご理解していただければ幸いです。
もちろん今後も温かく見守り続けてくだされば、この上なく嬉しいです。
このブログはずいぶんと長い休暇をとりましたが、私のことも今後もよろしくお願いします。

石田 和史