このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

このサイトにおける画像および文章は個人で使用する範囲でのみご利用ください。
ホームページやブログへの使用、画像の加工、印刷物への無断転載等は固くお断りさせていただきます。

English version is here

メルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』について

・競馬、そして馬のことを伝えていくメルマガですが、
 競馬のレースの予想は一切取り扱う予定はありません
 登録料 648円/月(税込)
 原則毎週火曜日発行
・登録申込当月の登録料は無料です
  *詳しくはこちら↓をご覧ください
・発行システムは「まぐまぐ!」を利用しております
・登録申込をされる際には、「まぐまぐ!」のアカウント作成(無料)が必要となります

2014年8月27日水曜日

隣りはメキシコ サンイシドロ

この夏のデルマー競馬場の開催も残すところあと1週間と少しとなりました。
重賞競走は土曜日にデルマーデビュータント(Del Mar Debutante、G1、オールウェザー 7ハロン(約1400メートル)、2歳牝馬限定)、日曜日にデルマーダービー(Del Mar Derby、G2、芝 1 1/8 マイル(約1800メートル)、3歳馬限定)、トーリーパインズステークス(Torrey Pines Stakes、オールウェザー 1マイル(約1600メートル)、3歳牝馬限定)が、月曜日にイエローリボンハンデキャップ(Yellow Ribbon Handicap、G2、芝 1 1/16マイル(約1700メートル)、3歳以上牝馬限定)がおこなわれます。ちなみにアメリカ合衆国では9月1日がレーバーデー(Labor Day)、日本でいうと勤労感謝の日にあたる祝日となりますのでこの日もデルマーで競馬が開催されます。
そして火曜日の開催休みを挟んでいよいよ9月3日の水曜日にクロージングデー(Closing Day)を迎えることになります。

先週のG1パシフィッククラシック(Pacific Classic)が開催された日曜日も、とても充実した時間を過ごすことができ、日本人の私がアメリカ合衆国の特に主要な競走で撮影したものがこちらのメディアで使用してもらうことができました。日本でたとえると宝塚記念かジャパンカップでアメリカ、香港、韓国のカメラマンがレースで撮影したものが日本のメディアで使用されるようなものです。現在の日本だとこのような状況が私にはまだまだ想像ができないのですが、私のように運が良い人間であればこのようなことがいとも簡単に起こるのがアメリカらしく、そしてアメリカのいいところだなと感じます。
現在はこれまで出会った人や馬、そして支えてくれた環境や境遇、巡り合わせのおかげで以前と比べると大変素晴らしい環境で撮影をすることができています。これからもっと多くのお金をいただくことができる人間になっていきたいと思っています。もちろん多くのお金をいただくことになりましても、環境や境遇、巡り合わせに感謝しながら日々を過ごすことは変わることはないでしょう。

まずは今週のデルマー開催も少しでもより良いものを撮影していきます。


開催のなかった月曜日は、アメリカとメキシコの国境付近のサンイシドロ駅まで行ってきました。
まずは住んでいるヒルクレセントからダウンタウンまでバスで、そこからトロリーと呼ばれる電車でメキシコとの国境付近まで行きます。乗車したシビックセンターではそれほどいなかった乗客が、終着駅のサンイシドロに近づくにつれて多くなってサンイシドロに到着するなり、そのたくさんの乗客がメキシコへ入国する入口に向かっていきました。
こんなにもたくさんの人がメキシコに行くんだというくらいの人数でした。
そしてメキシコに入ると向こうはティファナという街があるのですが、私はアメリカへの再入国の手間を考えて行きませんでした。そのかわりサンイシドロ駅周辺を散策しました。当然ですが国境線には壁があるのですが、島国の日本で生まれ育った私にはとても珍しい光景でした。そして向こう側には大きなメキシコ国旗がたなびいているのが見えました。あと駅の近くに免税店もありました。
メキシコに今後行くことは…そこに馬がいるならば行くことがあるでしょうというのが、私の答えです。


メルマガも毎週日本時間の火曜日に発行しています。
こちらでこのブログやTwitterなどで書くことができないことも書いています。今週のテーマは『Take it easy』です。実際にこちらで肌で感じてきたこともこちらならかなり深く日本の皆様にお伝えできると思っています。
よろしければこちらも購読してくださると嬉しいです。こちらもよろしくお願いします。

写真はすべてサンイシドロ駅周辺をiPhoneで撮影したものです





2014年8月20日水曜日

サンディエゴ ダウンタウン

今週のデルマー開催は24日の日曜日に夏のデルマー開催の最大のビッグレース、パシフィッククラシック(Pacific Classic、G1、オールウェザー 1 1/4マイル(約2000メートル)、3歳以上)をはじめ同日には、パットオブライエンステークス(Pat O'brien Stakes、G2、オールウェザー 7ハロン(約1400メートル)、3歳以上)、デルマーマイル(Del Mar Mile、G2、芝 1マイル(約 1600メートル)、3歳以上)と豪華な番組が組まれています。また前日の土曜日にはデルマーハンデキャップ(Del Mar Handicap、G2、芝 1 3/8 マイル(約2200メートル)、3歳以上)がおこなわれます。
デルマー開催も残すところあと2週間と少しとなりましたが、少しでも良いものを撮影できるように精進していきたいものです。

今回のデルマー開催のない日は、サンディエゴのダウンタウンと呼ばれる中心部に出かけてきました。
ここはサンタフェデポット(Santa Fe Depot)と呼ばれる駅に電車、路面電車、バスが集まるところでもあり、高層ビルが立ち並んでいます。
アメリカでダウンタウンと聞くと、特にロサンゼルスですと場所によりますがかなり治安が悪いというイメージが出てきてしまいますが、このサンディエゴでしたら日中、そして大きな通りでしたら安心して歩けるというのが、実際に行ってみた感想でした。
日本の皆様がもし足を運ばれたらトロリー(路面電車)のサンタフェデポットとアメリカプラザの駅間距離の短さに思わず笑ってしまうと思います(笑)


メルマガのほうもサンディエゴから毎週日本時間の火曜日に発行し続けています。
こちらのほうも購読し続けてくださればと思います。

写真はすべてサンディエゴダウンタウンでのものです






2014年8月13日水曜日

バルボア公園

デルマー開催は5週目になります。
重賞競走は土曜日にデルマーオークス(Del Mar Oaks、G1、芝 1 1/8マイル(約1800メートル)、3歳牝馬限定)、日曜日にはランチョベルナルドハンデキャップ(Rancho Bernando Handicap、G3、オールウェザー 6 1/2ハロン(約1300メートル)、3歳以上牝馬限定)がおこなわれます。
最終週は9月1日の祝日にも、そしてクロージングデー(Closing Day)つまり最終日が9月3日に開催されますので、この夏のデルマー開催も残り3週間と少しとなります。


先週の月曜日はパシフィックビーチに出かけましたが、今週はバルボア公園(Balboa Park)に出かけました。
バルボア公園は17もの美術館があり、そして有名なサンディエゴ動物園もすぐ近くにあります。このバルボア公園は私が現在居を構えているヒルクレセントとは地図上では隣り合う位置にありまして近所のようなものです。ただここはアメリカ、公園はかなり広くて美術館の中に入らなくても公園内をくまなく散策しようとするとかなりの時間がかかりますし、歩く距離もたくさんになります。

でも素晴らしい公園でした。
建物も日本で見ないようなものばかりで、そしてとにかく広いです。また観光客ばかりでなく地元の人が散歩に来ているような感じもしました。日本の京都の下鴨神社、上賀茂神社も趣があって私は大変大好きなのですが、バルボア公園のような広大で、しかも整っているような場所は日本ではないように思います。
ちなみに写真美術館もありましたが、残念ながら休館日でした。
日本の皆様がサンディエゴに来られた際には、このバルボア公園も訪れることをお勧めします。

そういえばこのごろ馬や競馬場の写真をこちらでアップしておりません。
『Horse Photograph』というタイトルからかけ離れてしまっています(笑)
最初は他の仕事をしていた人間が趣味で始めたのがきっかけでした。このブログを始めた6年以上前には仕事になるとは、しかも海外ですることになるとは想像ができませんでした。
これもたまたま運良く環境や境遇、巡り合わせでやることができたためです。
そして現在、たくさんの助けによって馬の写真の仕事をしているという意味をこめて、タイトルはこのまま変えずにやっていきます。


メルマガも毎週日本時間の火曜日に発行し続けています。
こちらでしか書くことができないものを書いておりますので、アメリカの日常、アメリカ競馬のことをもっと知りたい方はこちらもぜひ購読してください。

すべてiPhoneで撮影しました




2014年8月6日水曜日

パシフィックビーチ

今週はデルマー競馬場でG1レースはありませんが、水曜日にソレントステークス(Sorrento Stakes、G2、オールウェザー 6.5ハロン(約1300メートル)、2歳牝馬限定)、土曜日にラジョラハンデキャップ(La Jolla Handicap、G3、1 1/16 マイル(約1700メートル)、3歳以上)、日曜日にジョンC.マビーステークス(John C.Mabee Stakes、G2、1 1/8 マイル(約1800メートル)、3歳以上牝馬)がおこなわれます。
今週もこれまでのように積み重ねを大切にして、そして楽しんでやっていきます。

デルマー開催は基本的に月曜日と火曜日の競馬開催がありません。なので月曜日にパシフィックビーチのほうに行ってみました。
私が現在、居を構えているヒルクレセントという場所からバスでオールドタウンという電車とバスが集まる駅まで行って、そこからまたバスでパシフィックビーチに行きます。
今の日本は西が大雨、東が酷暑と聞いているのですが、このサンディエゴは湿度も低くて気温も摂氏で30度を越えなくてとても快適に過ごすことができます。
このパシフィックビーチには止まるホテルも日本の海の家のような売店もたくさんあり、まさに海水浴とサーフィンを楽しむ場所です。ちなみにデルマー競馬場のすぐ近くにも海があり、そこでサーフィンを楽しむ人もいます。
波はいわゆる外海ですから、愛知県の知多半島に母の実家がある私は内海(うちうみ)に慣れ親しんできたこともありやや高いという印象でした。
でもパシフィックビーチでいい時間を過ごすことができました。
デルマーの海の近くはまだ行ったことがありませんが、競馬場から見える景色は素晴らしいです。サーフィンができるともっと楽しいのでしょうね(笑)
もし機会がありましたら夏のサンディエゴ、デルマー競馬場にぜひ行かれることをお勧めします。

競馬ならびに競馬場でのことはメルマガのほうに毎週執筆して発行しています。
こちらの方もよろしければぜひ購読してくださればと思います。

下は携帯電話のカメラで撮影したパシフィックビーチです




2014年7月30日水曜日

夢は叶いました。しかしそれは始まりにすぎません

この夏のデルマー開催も3週目に突入します。今週のデルマー開催についてふれてみたいと思います。
重賞競走は土曜日に3歳以上の牝馬限定のG1クレメントL.ハーシュステークス(Clement L. Hirsch Stakes、オールウェザー 1 1/16 マイル(約1700メートル))が、日曜日には2歳馬限定のG2ベストパルステークス(Best Pal Stakes、オールウェザー 6 1/2 ハロン(約1300メートル))がおこなわれます。

クレメントL.ハーシュステークスは歴代勝ち馬に、牝馬ながら米年度代表馬に選ばれて先日もディープインパクトとの産駒が高値で取引されたことがこのアメリカでも大きく報じられたアゼリ、そして同じく牝馬ながらこれもまた年度代表馬に選ばれたあの女傑ゼニヤッタも名を連ねています。ゼニヤッタが持っていたコースレコードタイムはこのクレメントL.ハーシュステークスで記録されたものです。ちなみにそのレコードタイムは先週の土曜日のG2サンディエゴハンデキャップを勝ったボブ・バファート厩舎所属のフェドビズが更新しています。
もう5年も前の夏ですが、アメリカ人のこのブログの英語版の読者の方から送ってもらったアメリカの競馬雑誌のサラブレッドタイムズに、このクレメントL.ハーシュステークスを勝ったゼニヤッタの記事があったのをいまだに覚えています。その記事を読んでデルマーに行きたいという思いがやはりというか自然と出てきました。こうして今はしかもクレデンシャルカメラマンとしてクレメントL.ハーシュステークスを撮影するなんて、もし5年前の私に言ったとしてもおそらくまったく信じなかったことでしょう。
長年私が現地で見たいと思っていたレースの一つです。もちろん嬉しいのですが現在の心境は夢が叶ったというよりも、まずはいいものを撮影しようという気持ちのほうが圧倒的に強いです。
またこのレースはブリーダーズカップチャレンジレースで、勝ち馬にブリーダーズカップディスタフへの優先出走権が与えられます。

ベストパルステークスは開催最終日の9月3日におこなわれる2歳馬限定のG1デルマーフューチュリティを見据えている馬の出走が予想されます。また次週の水曜日になりますが、2歳牝馬限定のG2ソレントステークスがあります。8月30日の2歳牝馬限定のG1デルマーデビュータントを目標とするメンバーはこちらのほうを目指すことが予想されます。
ちなみにベストパルとはデルマー開催の最大の目玉レース、G1パシフィッククラシックの初代勝ち馬の名前です。競馬場のクラブハウスエリアに歴代勝ち馬の肖像画が飾られていますが、その中にベストパルのものもあります。
アメリカでは夏から2歳馬のG2、G1が日本と比べるとたくさんおこなわれます。こちらの3歳馬の最大目標はやはり5月初旬のケンタッキーダービーになりますが、それに向けての戦いが既に始まっています。

そしてアメリカの西海岸地区以外のレースについてもまた少しふれておきます。
8月2日にニューヨーク州にあるサラトガ競馬場にてホイットニーハンデキャップ(Whitney Handicap,G1)がおこなわれます。3歳以上の馬が出走可能で東海岸地区の中距離を得意とする馬たちの夏の最大目標となるレースで、これもブリーダーズカップチャレンジレースで勝ち馬にブリーダーズカップクラシックへの優先出走権が与えられます。
また同日のサラトガで3歳牝馬限定のG1テストステークス(Test Stakes)もおこなわれます。このレースはダート7ハロン(約1400)で、これだけ見てもアメリカの牝馬限定の重賞競走が大変広い国土という前提ではありますが、大変充実していることがうかがえます。


そしてメルマガのほうもしっかりと毎週日本時間の火曜日に発行し続けています。
ここでは書けないことも書いてありますし、競馬から離れた私が日々直に接しているアメリカの日常にも少しふれています。こちらがリンク先です。
興味を持たれた方の購読をお待ちしています。

2014年7月24日木曜日

デルマー開催(その2)

サンディエゴに来て一週間が経ち、こちらでの生活にも慣れてきました。このように過ごすことができる環境ならびに境遇にはいつもながら感謝せずにいることができません。

今週からデルマー競馬場の開催は8月末まで毎週水曜日から日曜日までの週5日開催となります。
そして今週は金曜日から日曜日まで毎日重賞がおこなわれます。
25日の金曜日にG3クーガーツーハンデキャップ(Cougar Ⅱ Handicap、オールウェザー 1 1/2マイル(約2400メートル、3歳以上)、26日の土曜日にG2サンディエゴハンデキャップ(San Diego Handicap、オールウェザー 1 1/16マイル(約1700メートル)、3歳以上)、27日の日曜日にG1ビングクロスビーステークス(Bing Crosby Stakes、オールウェザー 6ハロン(約1200メートル)、3歳以上)がおこなわれます。

ちなみにクーガー(Cougar Ⅱ、このブログで馬、Cougar Ⅱ をカタカナ表記をする際には”クーガー”とします)とはチリ産の馬でチリでのレースを経て、1970年代前半にアメリカへ移籍して芝のチャンピオンホースになった馬です。彼は斜めに走ってしまう癖があったためにそれで1位入線で降着になってしまったこともありましたが、VTRで見たかぎりですがとても力強い走りをしていた馬でした。
日本の競馬ファンの方には1993年の日本の年度代表馬になったビワハヤヒデの父シャルードのブルードメアサイアー、つまり母の父でもあるといえば親しみが持てるのではないでしょうか。
そしてそのクーガーはサンディエゴハンデキャップも制しています。
クーガーツーハンデキャップには昨年サンタアニタ競馬場でおこなわれたG3トーキョーシティカップ(Tokyo City Cup)の勝ち馬でボブ・バファート厩舎所属のスカイキングダム(Sky Kingdom)も参戦します。

またビングクロスビーステークスはブリーダーズカップチャレンジレースであり、勝ち馬にはブリーダーズカップターフスプリントへの優先出走権が与えられます。ちなみに俳優であったビング・クロスビーは馬も所有していたようで、デルマー競馬場のスタンドの中に彼と「BC」と書かれたメンコをしている馬がパドックに一緒に写っている写真が飾られています。

またアメリカ合衆国の西海岸地区以外のレースも少しふれておきます。
ニュージャージー州にあるモンマスパーク競馬場では3歳馬限定のG1ハスケル招待(Haskell Invitational Stakes)がおこなわれます。こちらのメディアではG1ケンタッキーオークス馬のアンテイパブル(Untapable)が牡馬を相手に参戦することが大きく報道されています。このレースもBCチャレンジレースで勝ち馬にはBCクラシックへの優先出走権が与えられます。
そして今週は国外ですがG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(King GeorgeⅥ and Queen Elizabeth Stakes)が英国のアスコット競馬場でおこなわれますが、これもBCチャレンジレースで日本国の宝塚記念同様にBCターフへの優先出走権が与えられます。


デルマーは日本国の競馬場と比べると小さな競馬場ですが、私の背中に伝わってくるスタンドからのお客さんの歓声のエネルギーは日本国のG1競走時に決して負けていません。そのエネルギーを受けているときは日本国のとき同様にとても心地よく感じます。
このようなこともあり、私は日本国で生まれて現在アメリカ合衆国の競馬場で仕事をしている経験、そしてその経験ができる強運には誇りを感じています。

アメリカ競馬のこと、スタンドから発せられるビンビンと伝わってくるエネルギーも「世界よ、これがアメリカの競馬だ」って世界中の人に自慢したいですね。


またメルマガも日本時間の毎週火曜日に発行しています。
こちらには先週を振り返ったものならびに、ここでしか書くことができないものも書いてあります。
今月に登録すれば今月分は無料ですし、何より継続して購読していただけるようになれば読んでいる方の日々の生活にも少しずつですが変化を与えるきっかけにもなると思います。
もしよろしければこちらの購読もしてくださると嬉しいです。

※追記(2014年7月23日)
競馬場内の写真の馬のメンコには『CB』ではなく、正しくは『BING』の表記でした。
ここにおきましてお詫びと訂正をさせていただきます。

2014年7月17日木曜日

夏のデルマー開催開幕週


先週のアーリントンパーク競馬場ではこれまで体験したことのない貴重な経験もでき、そして素晴らしい出会いもあって離れるのが惜しいと思えるような時間を過ごしました。
アーリントンの4連続重賞も振り返りたいのは山々ですが、今後もし余裕があればこのブログでも振り返りたいと思います。
ちなみに私が撮影している姿が、アーリントンパーク競馬場公式サイトのレースリプレイでも確認ができます。12日の7レースでは外側のゴール板から2人目、13日の7レースではゴール板過ぎの内側で立っている姿が確認ができます。
お時間のある方は見てください(笑)


現在私はカリフォルニア州のサンディエゴにいますが、現地時間の木曜日からデルマー開催が始まります。そしてこの開催は9月3日まで、毎週水曜日から日曜日までの開催で続きます。
こちらサンディエゴの気候は湿度も少なく、過ごしやすいものになっています。

今週のデルマー開催は重賞競走が2つ予定されています。土曜日にサンクレメントハンデキャップ(San Clemente Handicap、G2、3歳牝馬限定、芝 1マイル(約1600メートル))が、日曜日にエディリードステークス(Eddie Read Stakes、G1、3歳上、芝 1 1/8マイル(約1800メートル)がおこなわれます。
サンクレメントハンデキャップにはアイルランド産で前走までヨーロッパを主戦場にしていたサンディーヴァ(Sandiva)が参戦します。昨年の8月にフランスのドーヴィル競馬場でのG3、今年の4月にイギリスのニューマーケット競馬場でのG3を制してニューマーケット競馬場でのG1英1000ギニーにも駒を進め、前走はイギリスのアスコットでおこなわれたG1コロネーションステークスで入着しており、私は注目しています。
日曜日はこれまたアイルランド産馬で重賞6勝、G1通算3勝の騸馬のオビアスリー(Obviously)も参戦するといわれています。彼は前走のサンタアニタのG1シューメーカーマイルステークス(Shoemaker Mile Stakes)を昨年に続いて連覇し、一昨年秋のブリーダーズカップマイルで3着、昨年も5着と健闘しました。現在6歳ですが3歳時の7月にデビューしており、晩成型の馬であると推測されます。

また今週末のアメリカの中部、東海岸地区のレースについても少しふれてみます。
私が先週末に撮影をしていたアーリントンパーク競馬場では19日に3歳牝馬限定のG3アーリントンオークス(Arlington Oaks)、同じく19日にニューヨーク州にあるサラトガ競馬場では3歳以上牝馬限定のG1ダイアナステークス(Diana Stakes)が、同じサラトガ競馬場にて20日には3歳牝馬限定のG1コーチングクラブアメリカンオークス(Coaching Club American Oaks)がおこなわれます。日本のファンの方がアメリカンオークスと聞くとまず日本から参戦したシーザリオが勝利したカリフォルニア州ロサンゼルスにあったハリウッドパーク競馬場(昨年末で廃止)でのアメリカンオークス招待競走を思い浮かべることがほとんどですが、昨年私がキーンランドに行ったときに感じたのは、西海岸地区でない場所でアメリカンオークスと友人や競馬場の人たちに尋ねるとサラトガでやるコーチングクラブアメリカンオークスをまず思い浮かべることが多いです。
ちなみにサラトガ競馬場のあるサラトガスプリングという場所は、夏のリゾート地としてもこちらでは有名みたいです。

今週から始まるデルマー開催も楽しみです。

2014年7月11日金曜日

アーリントン競馬場でのミリオンプレビューデー

今週末から私はしばらくアメリカ合衆国に滞在となります。私自身、そしてこのブログもこれまでと変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

さて私が現在いるイリノイ州シカゴ近郊のアーリントンハイツにあるアーリントン競馬場では、今週の土曜日、現地時間の12日にはミリオンプレビューデー(Million Preview Day)と呼ばれるものがあります。3歳馬のみ出走可能のアメリカンダービー(American Derby)(G3 、芝 1 3/16 マイル(約1900メートル))をはじめ、アーリントンハンデキャップ(Arlington Handicap)(G3、芝 1 1/4 マイル(約2000メートル)、3歳以上)、モデスティハンデキャップ(Modesty Handicap)(G3、芝 1 3/16マイル(約1900メートル、3歳以上牝馬限定)、スターズアンドストライプスステークス(Stars and Stripes)(G3、芝 1 1/2マイル(約2400メートル)、3歳以上)の4つの重賞競走がおこなわれます。
詳細を知りたい方はこちらのアーリントンパーク競馬場のサイトをご覧ください。

また12日にアメリカの他の競馬場のレースにも少しふれておきます。
デラウェア州にあるデラウェアパーク競馬場では牝馬限定のG1レース、デラウェアハンデキャップ(Delaware Handicap)もおこなわれます。
ここアメリカでは大きなレースを土曜日に開催することが多く、秋におこなわれる有名なブリーダーズカップレースのみならず、他の日にも一日に多くの重賞競走を開催することが多いです。ほとんどにおいて一つの競馬場で一日に一つの重賞競走が、そして国際のG1競走が日曜日に開催される日本の競馬と、アメリカの競馬と異なる点の一つです。

日本の競馬ファンの方の間でも有名なアーリントンミリオン(Arlington Million)(G1)は、現地時間の8月16日(土)におこなわれます。また同日に同競馬場におきまして3歳馬限定のG1セクレタリアトステークス(Secretariat Stakes)ならびに牝馬限定のG1ビヴァリーディーステークス(Beverly D.)もおこなわれます。
ちなみにアーリントンミリオンとビヴァリーディーは日本の宝塚記念同様にブリーダーズカップチャレンジレースで、アーリントンミリオンの勝ち馬にはブリーダーズカップターフ、ビヴァリーディーの勝ち馬にはフィリーアンドメアターフへの優先出走権が与えられます。
その当日の私はデルマーにおりますが、このブログを読んでくださっている方はどうか日本の競馬のみならずこちらも注目してくださればと思います。

そしてミリオンプレビューデーの終わった後の月曜日に、私はカリフォルニア州のサンディエゴに移動します。そして夏のデルマー開催の開幕の現地時間7月17日(木)から終了する9月3日(水)まで撮影です。
このブログとともに引き続きよろしくお願いいたします。

なお競馬場で撮影したものをこちらでアップするのはしばしお待ちください。

(注)カタカナ表記の現地のレース名は筆者が当てがって書いたものですので実際の発音と異なる場合もございます。

2014年7月8日火曜日

ノイズ

先週のJRAの取材章を預かってから初めて土日ともに競馬場へ行かない週末になりました。
本日の投稿は馬と関係がありません(笑)

日曜日の午後は予備校時代の英語を教わった西きょうじ先生の特別講義がありまして、それを受講するために代々木に行きました。と、いってももう20年近く前の代々木駅ならびにその付近はあまりにも変化して、私はすっかり浦島太郎状態でした(笑)

講義のほうは大学受験生だけでなく社会人も対象とした内容で、アリの巣の中の社会では働かないアリが必ず約二割が出てくるという話も出てきました。どうしてもというのは、働いている八割のアリだけ抽出してそれから新しい巣を作らせるとまた二割働かないグループができるそうです。
なぜ二割働かないグループができるかというと、もしすべてのアリが働いていたらそのコロニーに危機が訪れた際にみんなが疲れていると対応できないので二割力を温存するグループがいるそうです。
そしてそれを先生は「(音や音楽と同様に)社会にはそのようなノイズが必ず存在する」と講義でおっしゃいました。
そして講義後に先生のところへご挨拶したとき「今何やってるの?」と聞かれ、「競馬の写真を撮っています。」と答えました。
「私も人間社会のノイズのようなことをしています。」と続けると「うん、いいノイズだ(笑)」と笑顔で応えてくれました。なんかとても嬉しかったですね。
またアリは一匹がエサのありかを見つけると、アリの発するフェロモンという揮発性の物資を辿ってその場所まで行くそうです。ところが一匹変なの、ノイズのようなヤツがいてみんなと全然違う方向に向かい、そしてそれが偶然最短距離を発見するのもいて、そうすると他のアリが一斉にその最短経路に群がるとのことです。
そうしてそのアリはコロニーに貢献するのです。

ちなみに講義の題目は「今こそ原点から言語と向き合おう」なのですが、このようなことをはじめ、某ねずみの国のマニュアルの翻訳の仕事の経験もある先生の視点から語ったノイズを徹底的に排除する王国の方向性の話も出たりして、まったく関係もつながりもない話ばかりの3時間でした(笑)

そして先生は鳥をはじめ、自然を心から愛している方でもあります。
現在の私も先生の影響を受けてこのようになっていると改めて感じました。でも馬好きで馬と関係する仕事をしている私の立場からすると、馬の話もしていただきたかったなあと思います(笑)
おっと、余計なことを書いてしまいましたね(笑)



今週発行分のメルマガを発行しました。
今週のテーマは【馬に「お願いします」】です。私もある馬にずっと「お願いします」という心境で過ごした日々がありました(笑)
月毎の購読をご希望ならまぐまぐ版、一回毎の購読をご希望ならnote版でお願いします。

2014年7月5日土曜日

今後について

2014年も半分が終わり、季節は夏を迎えようとしています。
日本国内の競馬の大きなレースの帝王賞、宝塚記念も先月末で終了し、競馬関係者ならびに競馬ファンの間では夏競馬と呼ばれる期間がこれから始まります。
先週の日曜日の阪神競馬場においても各々のカメラマンが次週から夏の間はどこの競馬場に行くのかという話題に、自然となっていきました。
そして私のほうもこのブログを読んでくださっている方に、本日ご報告をさせていただきます。

私は今月の10日に、アメリカ合衆国のほうに向かいます。
まずはイリノイ州シカゴ近郊にあるアーリントンパーク競馬場に行き、その翌週からカリフォルニア州サンディエゴ近郊にあるデルマー競馬場で夏の開催が終わる9月初旬まで撮影をして一旦帰国します。
アーリントンパーク競馬場はアーリントンミリオン(G1)が開催されることで競馬ファンの間でも有名なところですが、私が行く7月12日にはアメリカンダービー(G3、芝 1 3/16マイル(約1900m)、3歳馬限定)など4つの重賞競走がおこなわれるアーリントンプレビューデー(Arlington Preview Day)のときとなります。また現在の日本の騎手の第一人者である武豊騎手が、海外で初めて騎乗した競馬場でもあります。
一方、夏のデルマー開催はアメリカ西海岸地区の大一番ともいうべきパシフィッククラシック(G1、AW(オールウェザーコース※)、1 1/4マイル(約2000m)、3歳以上、8月24日)をはじめ、かつての勝ち馬に米年度代表馬のアゼリやゼニヤッタが名を連ねるクレメント・L・ハーシュステークス(G1、AW 1 1/16マイル(約1700m)、3歳以上牝馬限定、8月2日)、2歳馬限定のG1競走のデルマーデビュータント(G1、AW 7ハロン(約1400m)、2歳牝馬限定、8月30日)とデルマーフューチュリティ(G1、AW 7ハロン(約1400m)、2歳馬限定、9月3日)がおこなわれます。他にもエディ・リードステークス(G1、芝 1 1/16マイル(約1700m)、3歳以上、7月20日)、ビング・クロスビーステークス(G1、AW 6ハロン(約1200m)、3歳以上、7月27日)、デルマーオークス(G1、芝 1 1/8マイル(約1800m)、3歳牝馬限定、8月16日)と、G1レースだけでも7つもこの夏のデルマー競馬場でおこなわれます。デルマー競馬場は一般的にアメリカ西海岸地区として分けられます。
夏のアメリカ合衆国のサラブレッドの競馬は中央部のアーリントン競馬場でアーリントンミリオン(当日私は残念ながらデルマーにいますが)、東海岸地区のニューヨーク州にあるサラトガ競馬場では真夏のダービーともいわれるトラヴァースステークスをはじめ大きなレースが目白押しです。
私は西海岸地区のデルマーでの撮影が主となることもあり、他にも紹介をしたいのはやまやまですがここでは詳細のほうは割愛させていただきます。
日本の競馬ファンの方には日本中央競馬会(JRA)の夏競馬、地元で開催されている地方競馬とともにアメリカの競馬にも眼を向けてくださればと思います。

競馬カメラマンとして、アメリカ合衆国は私の生まれ故郷のようなものです。
生まれ育った日本国、そして何度も足を運んだモンゴル国と同様に私が愛しているアメリカ合衆国で撮影の仕事ができることは大変嬉しく思いますし、そしてそれをすることができる境遇や環境にも大変感謝したくなります。また今回だけで終わる、決して一過性のものではないしそのようにもしたくない思いもあります。今後はアメリカ合衆国ならびにアメリカ競馬とは更に深い縁で結ばれるのではと思います。
私は決して傑出した能力もなければ大きな力も持たず、出会った人や馬に恵まれただけで運よく生き延びているような人間です(運の強さだけならかなり優れているという自信はありますが)。そのような者ではありますが、ある程度の期間を腰を据えて海外に出向いていく私のような日本人がいることを、縁あってこのブログにアクセスした方には知ってもらいたいです。
そしてもしできることならばどのような形でも構いませんので、このような私を応援してくだされば嬉しいです。


そしてメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』を発行してから3ヶ月が過ぎました。
今回のテーマは【迷いと決断】です。まぐまぐ版はこちら、note版はこちらです。月毎での購読を希望されるならばまぐまぐ版、1回毎の購読を希望されるならnote版でお願いします。
そして再来週の日本時間の7月15日(火)の発行分からは渡米日記のような形で、現地で私が見たり感じたりしたアメリカ合衆国ならびにアメリカ競馬を皆様に発行するようになります。
こちらのメルマガを継続して購読してくださることも私の応援をすることの形の一つになります。もちろん応援してくださるからには長い時間の経過後には購読し続けてよかったと思える良いものを提供するのは言うまでもありません。ただいわゆるゴシップネタのようなものを好む、とにかくインパクトを求めるような方のご購読はオススメできません。
アメリカ合衆国のことを知りたい方はもちろんですし、私の応援をしたいという方の購読もお待ちしております。

オールウェザー(AW)コースとは、砂にLANケーブルのコードなどのプラスチックの廃材などを混ぜた馬場である。
アメリカ合衆国内の競馬場では一時期多く採用されたが、まずはサンタアニタパーク競馬場がダートに戻し、キーンランド競馬場も今年の春の開催終了後にダートに戻した。ちなみに筆者が夏に行くデルマー競馬場もこれが最後のAW馬場での開催となりダートに戻す予定との報道があった。

2014.4.26 京都競馬場にて

2014年6月27日金曜日

宝塚記念と米ブリーダーズカップ

一昨日は大井競馬場にて帝王賞(Jpn1)がおこなわれ、ワンダーアキュートがフェブラリーステークスの覇者コパノリッキーを降して2度目のG1級レース勝利を手に入れました。
ダート競馬のほうはこれで上半期の総決算が終了しました。
明後日の日曜日には阪神競馬場にて芝の上半期の総決算ともいえる宝塚記念(G1)がおこなわれます。

前回執筆した記事にも書きましたが、この宝塚記念の勝ち馬には11月1日にアメリカの西にあるカリフォルニア州のサンタアニタ競馬場にておこなわれるブリーダーズカップターフ(Breeders' Cup Turf,G1,芝2400m,3歳上)への出走資格が与えられるブリーダーズカップチャレンジレースのうちの一つです。
ブリーダーズカップは2日間にかけておこなわれ、距離、馬場、年齢、性別により様々に区分されたレースがあります。またブリーダーズカップチャレンジレースは様々なカテゴリーへの優先出走権が与えられるものがあり、アメリカ合衆国内でその多くが開催されますが、この日本だけでなくオーストラリア、ドイツ、ブラジル、ペルー、チリ、シンガポール、南アフリカ、イギリス、フランス、カナダなど、世界各国でおこなわれています。
何かのご縁でこのウェブサイトに訪問された方には世界各地の競馬は実はつながっている、宝塚記念も実は世界につながっているレースだということを、どこか心の片隅に置いてくだされば幸いです。

ちなみにこのブリーダーズカップ、来年はアメリカ中部のケンタッキー州にあるキーンランド競馬場で2016年には再度サンタアニタ競馬場で、2017年はそのサンタアニタの南の方向にあるサンディエゴ市近郊にあるデルマー競馬場での開催が決定されました。(よろしければこちらの著名なアメリカの競馬ライターのマイケルのサイトの記事(英文)もご覧ください)
キーンランド競馬場での開催もすごく嬉しいです。
昨年の春にキーンランドへ行ったとき、競馬場の駐車場パーティーに招待してくれたクリスタルたち、レース後に一緒にボーリングをやったカーティスやローリーたち写真会社のコーディーフォトグラフィーのメンバー、そしてテスタマッタの生産者のボブにもすごく良くしてもらいました。彼らと再会することも私にとって大きな楽しみの一つになります。
そしてサンタアニタもでしたがキーンランドでも一般のお客さんたちも日本人だとわかると、すごく親切に接してくれます。キーンランド競馬場からおそらく3マイル(約4.5km)もない最寄りのブルーグラス空港(国内線のみ運行)へ日本から直行便で行けないところが不便ですが実際に行ったものとして、ぜひ一度は足を運んで自らの体で感じていただきたいお勧めの競馬場です。

先週、そして今週の火曜日もメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』を発行しました。先週が【偉い2歳馬たち】、今週が【脅威の馬場】というテーマで執筆しております。馬場は今の梅雨の時期にぴったりのテーマを執筆できたと思っております。
またどちらもこのメルマガならでは見方で書いておりますし、もちろんここではちょっと書くことができない内容となっております。
こちらも購読してくださることもお待ちしております。

『ポートフォリオ 2013年 春 アメリカ合衆国』より
2013.4.20 サンシメオンステークス(G3)のゴール前
チップスオールイン(外)とオビアスリー(内)
アメリカ合衆国 サンタアニタ競馬場にて

2014年6月13日金曜日

梅雨入り

関東地方も梅雨に入りました。
梅雨となると雨の日が当然多くなりますが、天気のことで文句を言ったところで何も解決はしません。撮影時にも置かれている条件の中で最大限を尽くすことに変わりありません。
そして生きている誰もが死ぬまで生きねばならないのですから天気次第で気分をよくしたり悪くしたりなどせず、前向きな気持ちで何事にも取り組みたいものですね。

そして日本中央競馬会から取材章を預かりながら撮影をするようになり、ちょうど1年が経とうとしています。かといってそれほど感慨深いという思いはありません。
私の感覚ではあっという間、そんな1年間でした。その間にも生まれ育った関西地方にも足を運ぶことが多く、懐かしい関西弁に触れてたくさんの新たな出会いがあってかなり充実した時間を過ごすことができました。そして競馬以外にもオーストラリアの乗馬雑誌の仕事で京都の下鴨神社、上賀茂神社の神事の馬のお祭りも取材することができました。
しかしこれも取材章を預かるずっと以前も含め、人や馬の出会いがあったからこそ素晴らしい時間になったことは言うまでもありません。今後もこれまでと同様、本物のプロフェッショナルに少しでも近づけるように努力を惜しまずにやり続けるだけです。

ちなみに今月末の6月29日に阪神競馬場にておこなわれる宝塚記念(G1)は、アメリカのブリーダーズカップチャレンジレース(Breeders' Cup Challenge Race)でもあります。
このレースの勝ち馬には11月1日にアメリカのサンタアニタ競馬場でおこなわれるブリーダーズカップターフ(G1,芝2400m)への出走権が与えられます。
ところがこれまでも宝塚記念の勝ち馬が権利を利用してブリーダーズカップに出走したことすらないせいか、日本の競馬ファンの方にもほとんど周知されていない印象が私にはあります。昨年も競馬場からの帰りの電車内で、私がこのことを話して初めて知ったファンの方がおっしゃった「宝塚記念って世界とつながっているすごいレースなんだ」という言葉がいまだに忘れられません。
このことが今後広く周知されてもらいたいと思うのとともに、近い未来には宝塚記念の勝ち馬がブリーダーズカップターフを走ることが当たり前のことになってくれたらと願っています。


火曜日にメルマガ「馬に近い人間から見た、馬、競馬」を発行しました。
今週のテーマは【我慢比べ】です。今回書いたことは馬と実際に携わり続けていくと自然とこのような結論になるんだな、ということに確信を持つことができました。実際に馬に携わっている人も、馬とはどのような生き物かというのを知りたい人にも楽しめる内容であると思います。

そしてもし今後読者の方が増えてきたら売り上げのごく一部ではありますが、私が社会的に意義のあると思う活動をしていて寄付を必要とする団体に、寄付ができるようになればと思っております。ただ実現できるようになっても現実的に考えると一つの団体にごく小額が精一杯であるとも思っております。
とにかくまずは馬の写真撮影に今後も精進するのが第一であることは言うまでもありません。そのうえでこのようなことができるようになることを目指さねば、まさに絵に描いた餅になってしまうことは肝に銘じています。
月毎に購読を希望の方はまぐまぐ版を、1回毎に購読を希望の方はnote版でお願いします。

『ポートフォリオ 2013年 春 アメリカ合衆国』より
2013.4.20 サンシメオンステークス(G3)の勝ち馬チップスオールインとタイラー・ベイズ騎手
 アメリカ合衆国 サンタアニタ競馬場にて

2014年6月6日金曜日

ハープスターはデッドラスト(dead last)

先日の日曜日におこなわれた競馬の祭典、日本ダービーはワンアンドオンリー号が見事な勝利を挙げました。日本ダービー馬として今後、彼がどのような活躍をみせてくれるのだろうか楽しみです。また水曜日の南関東の東京ダービーは圧倒的な支持を集めたハッピースプリント号の圧勝で幕を閉じました。
この2つのダービーは私にとって特別なものです。
そして今度の日曜日にはG1競走、安田記念がおこなわれます。現在は世界の最強馬のうちの1頭なのではと思われるジャスタウェイのレース振りに注目が集まることが予想されます。
どのようなレースになるのか、こちらも楽しみです。


さて、本日は簡単な英語講座のようなものをやってみたいと思います。
私は英文でブログを執筆していたり、海外の者とメールでよくやり取りをしていることもあり、英会話もさぞかし堪能であろうというイメージを抱いている方もいるかもしれません。ところが実際のところは英語が話されている現地に行くと、特に買い物などの日常生活の場面で何を相手が伝えたいのか理解できずに困ることも多々あります。
そのような私は当然のことながら努力し続ける必要があります。そしてそれを継続できるように、競馬レースの映像を見ながら実況を繰り返して聞くこともやっております。
馬のことならば何を言っているのか想像がつきやすいため、私は競馬実況を選んでいます。



アメリカの女傑"Lady Z"ことゼニヤッタが2009年にサンタアニタ競馬場でのブリーダーズカップクラシックを勝ったときのものです。(You Tubeのブリーダーズカップ公式チャンネルより)
このレースではゼニヤッタが後方の位置から最後の直線でごぼう抜きして勝ってしまうのですが、実況で1回目がスタート直後、そして2回目が1コーナーに馬群が来たときに「Zenyatta is dead last(ゼニヤッタイズデッドラスト)」と言っているのが聞こえてきます。
dead last(デッドラスト)とは馬群の最後方を意味します。
つまり今年の桜花賞でのハープスターは英語でいうと最終コーナーまでデッドラストということになります。英語圏のアナウンサーがあのレースを見て実況すると「Harp Star is dead last(ハープスターは最後方だ)」と発する人もいるかもしれませんね。
ちなみに私一人での勉強は限界が当然ながらあります。そのような場合はアメリカ人の友人に聞いたりもします。
こうして国境を越えても助けてもらっているのですから、こちらも何かできることがあれば最大限のことをしてあげたいですね。


さて原則毎週火曜日に発行しているメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』も創刊してから3ヶ月目となりました。読者の皆様には決して目立つ存在ではないメルマガにも関わらずいつもご愛顧、そして盛り上げてくださることに心から感謝申し上げます。
今週のテーマは【思惑どおりにいくわけがない他者】です。
1ヶ月分の購読を希望される方はまぐまぐ版、1回ごとの購読を希望される方はnote版でお願いします。内容は両方とも同じです。


『ポートフォリオ 2013年春 アメリカ合衆国』より
サンタアニタ競馬場では誰もが朝の調教を、調教師たち関係者と一緒の場所で見学することができます
そのときの1枚です
2013.3.25 サンタアニタ競馬場での馬と朝日

2014年5月30日金曜日

競馬の祭典

今週の日曜日はいよいよ日本ダービーがおこなわれます。
このレースと有馬記念は競馬にまったく興味がない人も名前なら聞いたことがあると思います。そして私はこれまでずっと観客席から見ていましたが、今年からは取材章を預かって仕事として見届けることになります。
観客席から見ていて日本ダービーを特別なものだと、ただ観客数が多いだけではないということをはっきりと感じたのは、ほぼ毎年現地で見るようになってから結構年数が経ってからのように思います。かなりはっきりした自覚をするまで私の場合は10年近くの時間を要したのではないでしょうか。

今年はガラリと環境が変わります。視点だけではなくスタンドからの歓声による音のエネルギーがどのように私の肌に伝わるのかも楽しみです。
私は縁あって海外の人間とのやり取りが続いているのですが、その中のドイツの競馬ライターは日本のG1レースでスタンドに人が埋まっている様子を見て「あんなに人が集まるなんて日本の競馬はいいな」と言います。
私も昨年アメリカのキーンランド競馬場でG1レースが3つおこなわれた日の満杯の競馬場にも行きましたが、東京競馬場と比べるとかなり小さい競馬場でのものです。日本のように大きな競馬場に人で埋まるのとはまた違います。
これだけでも日本の競馬を世界の人たちに誇っても良いものであると、日本の人たちには伝えたいです。私なりの解釈を付け加えるとすれば日本は治安の良さがあるからこそ、あのような大人数の集まるイベントを毎年できるのだろうとも思っています。


今週の火曜日にメルマガ「馬に近い人間から見た、馬、競馬」は【障がい者乗馬で習ったインターネットの利用法】です。
まぐまぐ版note版と内容は同じですので、購読を希望される場合はどちらか一方を選んでいただければと思います。

『ポートフォリオ 2013年春 アメリカ合衆国』より
テスタマッタの生産者、ボブの牧場に訪問したときの1枚です
2013.4.9 ウォーターフォードファームでの馬の親仔 ケンタッキー州ミッドウェイにて

2014年5月23日金曜日

牝馬のG1が続きます

東京競馬場では先週の日曜日にヴィクトリアマイルがおこなわれ、そして今週の日曜日にオークスがあります。2つとも牝馬のみ出走可能のG1レースです。ただし先週は4歳以上の馬のみで距離が1600m、今週末は3歳の馬のみで距離が2400mの違いがあります。
先週末は昨年の覇者ヴィルシーナ号が連覇を遂げました。彼女は昨年の勝利後は精彩を欠いたレースが続いていましたが、見事に復調しました。携わっている方たちはおそらく心が折れそうな日があったとしても、辛抱強く過ごされたのではないでしょうか。
そしてオークスは4月の桜花賞を制したハープスター号に圧倒的な注目が集まることが予想されています。桜花賞も勝つことが当然と思われる中で勝ちましたが、これはどの馬にも当てはまることですが馬が無事にゲートに入ることが傍から見るよりもはるかに大変であり、それをやり遂げた携わっている方たちの尽力は、やはりかつて実際に馬の手入れ等をしていたものとしてはとてつもなくすごいことをしていると思ってしまいます。
今週末もどのようなレースが繰り広げられるのか、楽しみです。

下部にアップした写真は右上のポートフォリオにあるものからのものです。
馬は牝馬のレディオブシャムロックで、かつて日本から遠征したシーザリオも勝ったアメリカンオークスステークス(G1)なども勝っています。そしてこのときの鞍上のラファエル・ベハラノ騎手はペルー出身で現在はアメリカ西海岸地区を拠点とし、2013年のサンタアニタ開催の冬春シーズンのリーディングにも輝いています。
ところが先日5月10日のサンタアニタのレースで騎乗していた際の落馬で、鎖骨と肋骨を骨折する怪我をしてしまったと米のBloodHorseのサイトでも報じられていました。日本でも先日、日本中央競馬会(JRA)所属の後藤浩輝騎手がレース中の落馬によって大怪我をしてしまいました。いつもながら馬の、競馬に携わっている人たちは常に危険と隣り合わせで仕事をしていると思わずにいられません。
何はともあれ両騎手とも少しでも早い回復をすることを祈っております。


先月にメルマガ『馬に近い人間からみた、馬、競馬』を創刊し、はや2ヶ月近くが経とうとしています。そして今週からは『まぐまぐ!』と同じ内容を書いたものを『note』でも発行することにいたしました。
今週号のテーマは【牝馬のむつかしさ】です
内容が重複しておりますので、購読をご希望の方はどちらか一方を購読してください。二重購読を避けていただきたいのでよろしくお願いします。

『ポートフォリオ 2013年春 アメリカ合衆国』より
生まれて初めて競馬主催者から撮影許可証を預かって撮影したときのものです
2013.4.20 レディオブシャムロック ラファエル・ベハラノ騎手を背に
サンタバーバラハンディキャップ(G2) サンタアニタ競馬場にて

2014年5月16日金曜日

ポートフォリオを整理しました

このごろの関東地方は梅雨、そして夏の到来が間近であることを予感させる天候が続いています。そうなると日本での競馬の祭典ともいえる日本ダービー(東京優駿)も近づいているともいえます。
日本ダービーは日頃から競馬を見ない人も名前くらいなら聞いたことがあるような大きなレースです。私も特別なレース、特に武豊騎手がスペシャルウィーク号に騎乗して初めて勝ったとき以降は更に特別なレースという感覚で見ています。
そして今年はこれまでにない環境、心境で迎えることができることに喜びを感じております。それでもこれまでのも含めて私を支え続けてきてくれた現在の環境や境遇に感謝したい気持ちは忘れることはできません。そして今後更なる活躍をすることが、支えてくださった方たちに対する恩返しにもなると思いますので、これまで通り修正をしながら積み重ねていきます。

そしてこのブログの上部にあるポートフォリオを少し整理しました。
右上側に昨年の春の渡米で、G1競走フェブラリーステークスの勝ち馬テスタマッタが誕生したケンタッキー州にあるウォーターフォードファーム、生まれて初めて撮影許可証を預かって撮影をしたカリフォルニア州のサンタアニタ競馬場でのものを移動しました。
また2年前にモンゴルの競馬馬の調教を見学し、現地でホームステイしたときに撮影したものも加えました。モンゴルではナーダムと呼ばれる国民的なお祭りがあり、その種目の中の一つに12歳以下の子供が騎手となって草原を走る競馬があります。
そして日本で撮影したものはこれまで通り上部にあります。また今後もこちらにアップすることの承諾を得たものを少しずつ公開していければと思います。
お時間があるときにご覧になってくだされば幸いです。

そしてメルマガのほうも毎週火曜日に発行しております。もしよろしければこちらも読者登録をしてくださればと思います。


写真のほうは2年前にモンゴルで撮影したものの中からの1枚です
2012.6.21 ナーダム(競馬)に向けての調教に騎乗しているモンゴルの子供たち ゾーンモドの草原にて

2014年5月9日金曜日

大型連休後

今年の大型連休は京都で過ごしました。
5月1日には上賀茂神社での加茂競馬(かもくらべうま)の足汰式(あしぞろえしき)、3日には下鴨神社での流鏑馬(やぶさめ)、4日には京都競馬場での天皇賞(春)、5日には上賀茂神社での加茂競馬に足を運びました。

昨年に日本中央競馬会(JRA)からプレスパス(撮影許可証)を預かって撮影する以前からも馬とは縁が深い生活を送り続けてはいました。そして預かるようになってから、これまでに経験したことのない密度の濃い時間を過ごし続けています。
今後もこれまで同様に更なる精進を少しずつ積み重ね、これまで以上に様々な場所に行くようになりたくさん儲けることができればと思います。
これまで長い期間私を見守り続けてくださった方なら、わたしが「たくさん儲ける」という言葉を使うことに違和感を覚えたのではと思います。私からはどうやら「儲ける」という言葉には無縁という印象を、私の書く文章や会ったときのイメージから受けるみたいですが、そんなことはないです(笑)
たくさん儲けることも大事なことであると最近は特に思います。ただしこれも少しずつ、それでも気がつけば大きく、そして何よりも大切なのは持続可能な形でやっていきたいですね。


天皇賞(春)は昨年のダービー馬キズナ号にかなり大きな注目が集まっていたのを、馬券の単勝支持率のみならずインターネットで見る文面やメディアの報道においても感じました。
なぜだろうと思いましたらキズナを特集したテレビ番組が放映されたのを知りまして、それでそのテレビ番組の影響なのだろうなと私なりに考えました。
実は申し上げますと私は現在テレビ番組をほとんど見ていません。日本の競馬のレース中継も現場にいますので見ることはまずなく確認のために見るレースリプレイもJRAならびにNAR公式サイトなどで、海外のものもアメリカのなら各競馬場の公式番組で閲覧しております。
それほどテレビに疎い生活を送っている私が書くのも何ですが、おそらく特集したテレビ番組は馬や周りの人たちとのドラマを素晴らしい編集で仕上げたのだろうと推測します。そしておそらく番組スタッフの方たちも素晴らしい仕事をされたのでしょう。
そこに私が付け加えたいことは視聴者、つまり情報を受け取る側には、他のすべての馬もそれに関わる人たちにも、キズナ号に負けないくらいのドラマがあるのだというのを、想像力を働かせながら情報を受け取ってもらいたいなとは願っています。そしてこれは何も馬、競馬のことのみならず他のことでも同じなのだろうと思います。
これってわざわざ書かなくてもわかっている人は既に私以上にわかっているのでしょうし、わからない人はここを読まない、もしくは読んでもなかなか理解しないのでしょうけれど…


気がつけば私もメルマガを発行してから1ヶ月が過ぎました。
原則毎週火曜日発行なのですが、本日は特別号外【大型連休京都日記(2)】を発行しました。
こちらのほうもよろしければぜひ読者登録をして頂ければと思います。

2014.5.4. 京都競馬場にて

2014年4月29日火曜日

大型連休に入りました

先週末は京都競馬場のほうに足を運びました。天気も土日ともによく晴れていて競馬場に来られていたお客さんも大変心地よく過ごされたのではないでしょうか。
私は昨秋から京都競馬場にもしばしば足を運んでいますが、いつも泊まる場所、美味しいものを食べたいときに行くバーなどに再び行くことも大変楽しみになっています。
そして京都競馬場は私にとって、特にお気に入りの競馬場になっています。

京都競馬場では来週の日曜日にサラブレッドのレースでは長距離の部類になる3200mのG1競走、天皇賞(春)もおこなわれます。他にも日本各地で競馬のレースならびに馬のイベントが開催されます。もしお住まいの場所の近く、旅行先や帰省先の近くにおいて競馬のレースや馬のイベントが開催されるようでしたらぜひ足を運んでみてください。
行動することによって実際に行ってみて良かった、良くなかったに関係なく何かしら感じたり得たりするものがあるはずです。
ちなみに大型連休を表す『ゴールデンウィーク』というのは、あれは和製英語だと考えたほうが良いと思います。と、いうのも前回の英語版のブログの更新でGolden Weekというタイトルで執筆してみたら、私のアメリカの友人はそれまで本当に耳にしたことがないような反応をしていました(笑)我ながら日本人は和製英語を編み出すのがすごく上手です(笑)でも和製英語っぽい言葉は日本語として考えるならば、私は全く構わないとも思っています。

そしてオーストラリアに遠征中の日本調教馬ハナズゴールが、G1のオールエイジドステークスを制しました。慣れない土地でまずは無事にレースに出走させることが難しいことなのですが、3度も無事に走らせるだけでも素晴らしいことだと思います。そのうえ地元の強敵相手に勝利を挙げるなんて彼女はとんでもない仕事をやり遂げました。
一方香港に遠征してクイーンエリザベス2世杯に出走したエピファネイアとアンコイルドは結果としては残念なものになってしまいました。特にエピファネイアは菊花賞の圧勝振りを香港でも再現することを期待し、期待に反する結果に落胆された人もいるのではないでしょうか。
しかし勝ち馬のデザインズオンロームをはじめ、アウェイにおいて素晴らしい馬たちを相手にしたのです。それだけでも勝つことは容易いことではありません。
そして海外に渡ってまず無事に過ごすことも、我々人間の想像以上に環境の変化に強くない馬という生き物にとって容易くないことです。
私はいつもながら特に海外へ遠征する馬には、まずは無事にゲートに入ることをどうしても祈ってしまいます。もちろんリスクも承知の上で今後も日本調教馬が再び海外へ積極的に遠征に出ることも。

3頭の関係者の皆様にもまずはお疲れ様と伝えたいとともに、3頭の無事の帰国をまずは願います。


本日メルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』の今週号【心地よい空気に囲まれて】を発行しました。
創刊してからようやく一ヶ月になろうとしているところですので、まだまだ威張れるほどたくさんの読者の方はいません。しかしこれまで会ってきた私の顔見知りの反応などからの判断ではありますが、どうやら私の見ず知らずの方も読者になってくれているような感じがします。
読者登録をしてくださっている方には改めて感謝を申し上げるとともに、これからどうしようか迷っている方が一人でも多くが登録してくださることを心からお待ちしております。

2014.4.27 京都競馬場の最終コーナーにて

2014年4月25日金曜日

明日から大型連休です

明日からいよいよ大型連休になります。皆様はどのように過ごされるのでしょうか?

この大型連休はサラブレッドの競馬の大きなレース、そして馬の催し物も多数開催される予定です。
競馬のほうは5月4日に京都競馬場でおこなわれる天皇賞(春)(G1)、5月5日に船橋競馬場でおこなわれるかしわ記念(Jpn1)をはじめ、中央地方問わず楽しみなレースが多数おこなわれます。
サラブレッドの競馬以外の馬事、馬の催し物も多数あります。
関東地方では5月3日から5日まで東京の世田谷馬事公苑にてJRAホースショー、関西地方では5月3日に京都の下鴨神社にて流鏑馬、5月5日には上賀茂神社にて賀茂競馬がおこなわれます。
他にも私がここに書ききれない催し物が日本各地でたくさん開催されます。
もしお時間があり、自宅や帰省、旅行先で通える範囲内で何かレース、イベントがあるようでしたら、その場にぜひ足を運んでみてください。そして映像や画像でなく実際に馬を見ていただきたいです。
これは馬に実際に接してきた私の、ささやかな願いでもあります。

またメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』の号外、ゴールデンウイーク直前特別号を本日発行しました。
次回の定期発行は4月29日(火)を予定しております。
もしよろしければ、こちらのほうもぜひ購読登録をしてくださったらと思います。
よろしくお願いします。

ちなみに私は大型連休期間中はどこで過ごすのかというと。。。
馬がいる場所にいることには間違いないとは言っておきます(笑)

2014.3.22 中京競馬場にて

2014年4月22日火曜日

しばらくさようなら、中山競馬場

先週末は中山競馬場にて土曜日に中山グランドジャンプ(J・G1)、日曜日に牡馬の三冠レースの1冠目、皐月賞(G1)がおこなわれました。中山グランドジャンプはアポロマーベリックが圧勝、皐月賞はイスラボニータが制しました。
中山グランドジャンプは日本のサラブレッドの競走で一番高い障害物を2つ飛越するのですが、出走馬10頭すべてが落馬せずに完走することができました。大変素晴らしいことですし小規模ながらジムカーナ(gymkhana)競技(*)の出場経験のある私からすれば、あの障害に向かっていく人馬に対してまず拍手をせずにいることができません。そしてアポロマーベリックは見ている立場からの視点ですが、携わっている人たちが本当に馬に対して安心感を持っているように感じます。
皐月賞の勝ち馬イスラボニータはレース振りを見ると、とても操作がしやすそうな馬に育てあげたな、という印象があります。これも彼が今後のレースを走ることにおいても大きな強みとなると思われます。この強みを日本ダービーでも活かすことができればレースのほうを大いに盛り上げてくれることでしょう。
まずはどうか次も無事にゲートに入る、そしてどのような走りをしてくれるのだろうかを楽しみにしています。
皐月賞の写真はこちらにあります。こちらのほうもお時間の許す限りどうぞご覧ください。

また中山競馬場は現在スタンドの一部分を改築しています。そして馬場の路盤改造工事をこれから11月末までおこなうとの発表が主催者の日本中央競馬会(JRA)からされています。工事の詳しい内容をお知りになりたい場合は主催者のウェブサイトでご確認ください。そのため例年9月に開催される中山競馬場での開催が、今年に限り新潟競馬場にて開催される予定となっております。なので中山競馬場で次に競馬が開催されるのは年末となります。
そうなると私も中山競馬場に行く機会が年末まで訪れることがなくなります。少々寂しいものがありますが、どうか馬にとっても人にとっても良いところが今まで以上に、少しでも多くなっている点が増えている競馬場に生まれ変わっていることを願っています。
年末の改装された中山競馬場の姿を見るのを、心から楽しみにしております。


さて、今月から発行したしたメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』も創刊から一ヶ月になろうとしています。
今週号のテーマは【馬への安心感、信頼感】です。ここだからこそ書くことができるな、ということも馬の手入れ等を実際にやり続けた私の視点を交えて書いてあります。
このメルマガは1回の発行で1ヶ月分の登録料がかかるのではなく、毎週1回、1ヶ月に4、もしくは5回発行します。これから購読をしようか迷っている方には、1週間でコンビニエンスストアで販売されているペットボトル飲料1本分くらいと考えていただければと、発行者としては思っております。
また一ヶ月目の登録料は登録した月に発行されたものを含めて無料となっております。今月中に登録すれば、創刊号から来週の火曜日に発行されるものまで無料で購読することができます。詳しいことはこちらをご覧ください。
創刊されてからまだ間もなくて読者の方はまだ多くはありませんが、少しでも興味がありましたら登録してくだされば嬉しいです。


2014.4.20 改築工事中のスタンド 中山競馬場にて

(*)馬術においてのジムカーナは騎乗しながら決められた経路を短い時間で走破するのを競う競技。経路には横木、スラロームなどが設置されている。
ちなみに馬術をしている者同士の会話で出てくるジムカーナは、飛越はしないということを前提にして語られている場合が大半であると筆者は認識しています。

2014年4月15日火曜日

阪神競馬場での桜花賞、ウィナーズサークル

日曜日は阪神競馬場にて牝馬の三冠レースの一冠目、桜花賞がおこなわれて圧倒的な支持を集めていたハープスターが期待に応えました。圧倒的な支持とはそしてハープスターは先頭でゴールを駆け抜けた後、ウィナーズサークル(*1)を経由して検量室(*2)のほうに向かいました。
少しでもファンの人たちの近くに馬がきたことに、喜んだファンの人たちも多かったのではないでしょうか。
彼女はこの後5月に東京競馬場でおこなわれるオークスで二冠目の勝利を目指すことになると報道されています。私はいつも同じことを書いてしまうのですが、まずは無事にゲートに入るところまで過ごしてもらいたいと願っています。
私が撮影した桜花賞の写真はこちらにあります。お時間の許す限りどうかごゆっくりとご覧ください。

そしてメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』の今週号【馬と人が少しでも近くに】を発行しました。このメルマガだから書けるかな、と私が思えることも書いております。
登録の際には『まぐまぐ!』のアカウント(無料)の作成をしていただく手間をかけさせてしまいますが、こちらのほうも一目でもご覧くださり、そして一人でも多くの方がご覧くだされば嬉しく思います。

2014.4.12 阪神競馬場のウィナーズサークルあたりにて

(*1)
優勝馬関係者を表彰する区画
詳しくはこちら
(*2)
騎手が定められた重量で騎乗しているかチェックする区画
詳しくはこちら
参照
日本中央競馬会(JRA)ウェブサイト『JRA競馬用語辞典』

2014年4月8日火曜日

阪神競馬場の桜

先週末は兵庫県宝塚市にある阪神競馬場もずいぶんと桜の花が咲いていました。

日曜日は重賞競走(*)のG2大阪杯がおこなわれ、昨年目覚ましい活躍をした馬も数頭出走しました。そのためかまるでG1レースが開催される日みたいに、当日の競馬場はたくさんのお客さんで賑わっていました。また来週には桜花賞という3歳の牝馬(雌馬)だけが出走できるレースがおこなわれます。どうか出走する予定で出走可能の馬すべてが、まずは無事にゲートに入ることを願っています。
馬がまず無事にゲートに入ることは、傍から見るよりもはるかに大変なことですから。

そしてポートフォリオにも写真を追加しました。お時間がありましたら是非ご覧ください。


そして先週、創刊号を発行したメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』ですが、創刊号の発行後も読者登録をしてくださった方の数が数字のみでしか確認ができませんが増えています。とにかくありがとうございますという感謝の気持ちだけです。
そして今回のテーマは【移動が馬に及ぼす影響】です。馬がまず無事に過ごすことが傍から見るよりもはるかに大変な一例を挙げてみました。
そして連載読み物では、馬は人生に影響を与え、新たな出会いを創っていく生き物でもあることを、私が体験したことを執筆しています。

どうか今後も一人でも多くの方が読者になってください。そして末永くお付き合いください。
よろしくお願いします。

2014.4.5 阪神競馬場の1コーナーにて
(*)サラブレッドの競走で最も賞金額が高いレースは重賞と呼ばれている。そしてその重賞の中でも賞金額の高いほうから順にG1、G2、G3とランク付けされている。(本来はローマ数字だが機種依存文字の関係でアラビア数字で表記)
『G』は米国では『グレード(grade)』、欧州では『グループ(group』、日本では『ジー(G)』と呼ばれているのが一般的なようです。

2014年4月1日火曜日

メルマガを創刊しました

近頃外を歩いていると桜の花が咲いているのをたくさん見るようになってきました。そしてこの日本では学校などは新しい年度が始まります。

昨年の今頃、私はヤシの木をたくさん見かけるアメリカ合衆国カリフォルニア州のロサンゼルス市に滞在してサンタアニタ競馬場に足を運び続けておりましたので、花見を楽しむことはありませんでした。そしてケンタッキー州のレキシントンにもしばらく滞在し、キーンランド競馬場にも足を運び続けていました。レキシントンでは日本の桜の花のようなものも咲いてはいましたが、日本国内にいる日本人のように桜の木の下で集まるような光景は決して見ることはありませんでした。
かといって現在の私は日本の花見が一番という気持ちも不思議とありません。あちらではあちらの風習、お祭りもちゃんとありますし、日本で生まれ育った日本人の私でもあちらのほうがいいなと思える部分もありました。
ただ私はこの日本で生まれ育ったことには誇りを持っています。そして昨年の春はこの日本にいるだけでは決して経験することのできない、何ものにも換えることが不可能な財産も手にすることができました。今思い返しても「運がよかったな」と思えることの連続でした。

そして本日、メルマガの創刊号を無事に発行することができました。創刊号のテーマは【馬上のバランス】です。競馬というカテゴリでメルマガには登録していますが、創刊号のテーマからわかるようにこれまでの競馬の読み物というイメージからかなりかけ離れた内容となっております。
好き嫌い、そして賛否両論があるとは思われますが、読者の方が一人でもいる限り、こちらも執筆することができる環境や境遇に感謝することを忘れることなくやっていきます。
無料登録期間中でも読むためには「まぐまぐ!」の無料のIDを作成していただくということになるため、お手数をおかけしてしまいますが、どうか一目でもご覧くだされば幸いです。なお本日は4月1日のため、まぐまぐ!のトップページはエイプリルフール仕様のおもしろいものになっていました(笑)

2014.3.29 中京競馬場にて

2014年3月14日金曜日

春の近づきを感じます

最近の関東地方は時折暖かさを感じられるようになり、そして競馬のレースも春のイメージが強いものが行われたり、私は両方で春の近づきを感じております。
先週末も中山競馬場のほうで撮影をしておりました。4歳以上の馬が出走する短距離の重賞競走、オーシャンステークス(G3)の勝ち馬スマートオリオンの写真はこちらにあります。よろしければご覧ください。彼が今月末に目指している高松宮記念(G1)でも持っている能力を出し切ってくれることを願っています。
そして上位3頭の馬に皐月賞(G1)への優先出走権が与えられる3歳馬が出走可能の弥生賞(G2)は1着馬と2着馬の差がほとんどない接戦となりました。しかも勝ち馬のトゥザワールドと2着馬のワンアンドオンリーが併走しない(馬がお互い真横にいない)形で走っていましたので、どちらが勝つのだろうか難しい判断を迫られました。ただ撮影していると騎手を見ていてこの人は勝ったと思っているな、負けたとかやばいと思っているな、と撮影している視点からですが、なんとなく感じることがあります。
最近は馬のことばかりでなく、このようなところにも競馬の奥深さを感じることが多いです。このようなことも学習できる境遇や環境に、とにかく私は感謝するだけです。

また私はこの仕事をしているがゆえに行く先々で「あなたにとって写真とはいかなるものか?」という質問を受けることがあります。
現時点での私の答えは『時間とは人間が勝手に作ったものであり、過去とか未来とかそのようなものは存在せず、今、まさにこの瞬間しか存在しないということを教えてくれるもの』です。他の表現を使うと、例えばあなたがこのブログにある私の撮影した写真を見ているとするなら、その写真は『今そのもの以外何でもない』とも言います。そのときには「何が写っている」という「何か」も本来何もないのです。
ただこのようなことを言っていたり、このような考え方で何もかも区別せずに現実社会を生活をしようとすれば、尋常でない周囲との摩擦が起こることが間違いありませんので生きていくことができなくなるのは必至です(笑)決して推奨できる生き方ではありませんね(笑)


無駄話が長くなってしまいましたが、前回の投稿でも書いたように来月4月1日から週1回でメルマガを発行します。
そして私のほうでは数字でのみしか把握することができませんが、早くも読者になられた方がいることが確認されました。まだ創刊号の発行まで約半月あるのにもかかわらず、そのような方の存在があることを大変嬉しく思います。
また今後も私は海外の競馬場にも出向く機会が増すことが予想されています。もしそのような機会に恵まれた際には海外の現地で見聞したことを、これまで培ってきたものを土台にして執筆することも考えております。ちなみに6月末の宝塚記念(G1)が終了するまでは日本国内に専念しますが、その後の具体的な予定はこの投稿を執筆している現時点ではまだ決定しておりません。これも具体的な内容が決定し、きちんとした形で報告できるようになりましたら発表したいと思っています。
もしよろしければ上のバナーもご覧ください。

2014年3月4日火曜日

久しぶりの投稿です

ブログのほうはポートフォリオを作成し、そちらに昨年の春の渡米時に撮影したものを含めてアップしたりして更新をしましたが、こちらに投稿するのはまた久しぶりになります。

先日は中山競馬場にてGⅡレースの中山記念がおこなわれました。結果は競馬ファンの方たちなら既にご周知のとおりですが、昨秋のG1天皇賞(秋)を制したジャスタウェイの勝利で幕を閉じました。今後は今月末にドバイでおこなわれるドバイデューティーフリー(GⅠ)を目指すとのことですので、どうか彼の地でも持てる能力を発揮してもらえたらと願っています。そしてスタート時に後手を踏んでしまい、いつものように先頭を最初から走ること(競馬では"逃げる"という言葉が使われます)ができなかったトウケイヘイローも同じレースを目指すとのことです。彼の持っている能力もただならぬものがあります。巻き返しを期待しています。
そしてその中山記念で私が撮影したジャスタウェイの写真がこちらです。
もちろんポートフォリオの写真もお時間の許す限り、ごゆっくりご覧いただければ嬉しいです。

あとポートフォリオの下のバナーに注目していただきたいのですが、来月の1日からメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』を週に1回、原則火曜日に発行することになりました。
内容のほうは以前頻繁に更新していたときを知っている方なら、ここに書いてきたこと、馬の性格、性質、乗用馬と競走馬の異なる点などを私の経験をとおして感じたりしたことを書くと思っていただければイメージがわくのではと思います。そこにプラスアルファで私と今まで出会った馬との物語を連載形式で、そして思い出したかのように渡米時に出くわしたこと、苦い思い出話など、ここだからこそ書くことができることなども時折織り交ぜながら執筆していく予定です。
またこれは少しずつながらこの先何十年も続けて積み重ねていくことを想定しております。そして内容のほうも私自身も、今の時点では想像できないこれから経験することによる影響で、時の流れとともに変化していくところも楽しんでいただければこれほど嬉しいことはありません。
よろしければバナーをクリックしてメルマガのサンプル文章も目を通していただければと思います。どうかよろしくお願いします。