このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

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2014年7月30日水曜日

夢は叶いました。しかしそれは始まりにすぎません

この夏のデルマー開催も3週目に突入します。今週のデルマー開催についてふれてみたいと思います。
重賞競走は土曜日に3歳以上の牝馬限定のG1クレメントL.ハーシュステークス(Clement L. Hirsch Stakes、オールウェザー 1 1/16 マイル(約1700メートル))が、日曜日には2歳馬限定のG2ベストパルステークス(Best Pal Stakes、オールウェザー 6 1/2 ハロン(約1300メートル))がおこなわれます。

クレメントL.ハーシュステークスは歴代勝ち馬に、牝馬ながら米年度代表馬に選ばれて先日もディープインパクトとの産駒が高値で取引されたことがこのアメリカでも大きく報じられたアゼリ、そして同じく牝馬ながらこれもまた年度代表馬に選ばれたあの女傑ゼニヤッタも名を連ねています。ゼニヤッタが持っていたコースレコードタイムはこのクレメントL.ハーシュステークスで記録されたものです。ちなみにそのレコードタイムは先週の土曜日のG2サンディエゴハンデキャップを勝ったボブ・バファート厩舎所属のフェドビズが更新しています。
もう5年も前の夏ですが、アメリカ人のこのブログの英語版の読者の方から送ってもらったアメリカの競馬雑誌のサラブレッドタイムズに、このクレメントL.ハーシュステークスを勝ったゼニヤッタの記事があったのをいまだに覚えています。その記事を読んでデルマーに行きたいという思いがやはりというか自然と出てきました。こうして今はしかもクレデンシャルカメラマンとしてクレメントL.ハーシュステークスを撮影するなんて、もし5年前の私に言ったとしてもおそらくまったく信じなかったことでしょう。
長年私が現地で見たいと思っていたレースの一つです。もちろん嬉しいのですが現在の心境は夢が叶ったというよりも、まずはいいものを撮影しようという気持ちのほうが圧倒的に強いです。
またこのレースはブリーダーズカップチャレンジレースで、勝ち馬にブリーダーズカップディスタフへの優先出走権が与えられます。

ベストパルステークスは開催最終日の9月3日におこなわれる2歳馬限定のG1デルマーフューチュリティを見据えている馬の出走が予想されます。また次週の水曜日になりますが、2歳牝馬限定のG2ソレントステークスがあります。8月30日の2歳牝馬限定のG1デルマーデビュータントを目標とするメンバーはこちらのほうを目指すことが予想されます。
ちなみにベストパルとはデルマー開催の最大の目玉レース、G1パシフィッククラシックの初代勝ち馬の名前です。競馬場のクラブハウスエリアに歴代勝ち馬の肖像画が飾られていますが、その中にベストパルのものもあります。
アメリカでは夏から2歳馬のG2、G1が日本と比べるとたくさんおこなわれます。こちらの3歳馬の最大目標はやはり5月初旬のケンタッキーダービーになりますが、それに向けての戦いが既に始まっています。

そしてアメリカの西海岸地区以外のレースについてもまた少しふれておきます。
8月2日にニューヨーク州にあるサラトガ競馬場にてホイットニーハンデキャップ(Whitney Handicap,G1)がおこなわれます。3歳以上の馬が出走可能で東海岸地区の中距離を得意とする馬たちの夏の最大目標となるレースで、これもブリーダーズカップチャレンジレースで勝ち馬にブリーダーズカップクラシックへの優先出走権が与えられます。
また同日のサラトガで3歳牝馬限定のG1テストステークス(Test Stakes)もおこなわれます。このレースはダート7ハロン(約1400)で、これだけ見てもアメリカの牝馬限定の重賞競走が大変広い国土という前提ではありますが、大変充実していることがうかがえます。


そしてメルマガのほうもしっかりと毎週日本時間の火曜日に発行し続けています。
ここでは書けないことも書いてありますし、競馬から離れた私が日々直に接しているアメリカの日常にも少しふれています。こちらがリンク先です。
興味を持たれた方の購読をお待ちしています。

2014年7月24日木曜日

デルマー開催(その2)

サンディエゴに来て一週間が経ち、こちらでの生活にも慣れてきました。このように過ごすことができる環境ならびに境遇にはいつもながら感謝せずにいることができません。

今週からデルマー競馬場の開催は8月末まで毎週水曜日から日曜日までの週5日開催となります。
そして今週は金曜日から日曜日まで毎日重賞がおこなわれます。
25日の金曜日にG3クーガーツーハンデキャップ(Cougar Ⅱ Handicap、オールウェザー 1 1/2マイル(約2400メートル、3歳以上)、26日の土曜日にG2サンディエゴハンデキャップ(San Diego Handicap、オールウェザー 1 1/16マイル(約1700メートル)、3歳以上)、27日の日曜日にG1ビングクロスビーステークス(Bing Crosby Stakes、オールウェザー 6ハロン(約1200メートル)、3歳以上)がおこなわれます。

ちなみにクーガー(Cougar Ⅱ、このブログで馬、Cougar Ⅱ をカタカナ表記をする際には”クーガー”とします)とはチリ産の馬でチリでのレースを経て、1970年代前半にアメリカへ移籍して芝のチャンピオンホースになった馬です。彼は斜めに走ってしまう癖があったためにそれで1位入線で降着になってしまったこともありましたが、VTRで見たかぎりですがとても力強い走りをしていた馬でした。
日本の競馬ファンの方には1993年の日本の年度代表馬になったビワハヤヒデの父シャルードのブルードメアサイアー、つまり母の父でもあるといえば親しみが持てるのではないでしょうか。
そしてそのクーガーはサンディエゴハンデキャップも制しています。
クーガーツーハンデキャップには昨年サンタアニタ競馬場でおこなわれたG3トーキョーシティカップ(Tokyo City Cup)の勝ち馬でボブ・バファート厩舎所属のスカイキングダム(Sky Kingdom)も参戦します。

またビングクロスビーステークスはブリーダーズカップチャレンジレースであり、勝ち馬にはブリーダーズカップターフスプリントへの優先出走権が与えられます。ちなみに俳優であったビング・クロスビーは馬も所有していたようで、デルマー競馬場のスタンドの中に彼と「BC」と書かれたメンコをしている馬がパドックに一緒に写っている写真が飾られています。

またアメリカ合衆国の西海岸地区以外のレースも少しふれておきます。
ニュージャージー州にあるモンマスパーク競馬場では3歳馬限定のG1ハスケル招待(Haskell Invitational Stakes)がおこなわれます。こちらのメディアではG1ケンタッキーオークス馬のアンテイパブル(Untapable)が牡馬を相手に参戦することが大きく報道されています。このレースもBCチャレンジレースで勝ち馬にはBCクラシックへの優先出走権が与えられます。
そして今週は国外ですがG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(King GeorgeⅥ and Queen Elizabeth Stakes)が英国のアスコット競馬場でおこなわれますが、これもBCチャレンジレースで日本国の宝塚記念同様にBCターフへの優先出走権が与えられます。


デルマーは日本国の競馬場と比べると小さな競馬場ですが、私の背中に伝わってくるスタンドからのお客さんの歓声のエネルギーは日本国のG1競走時に決して負けていません。そのエネルギーを受けているときは日本国のとき同様にとても心地よく感じます。
このようなこともあり、私は日本国で生まれて現在アメリカ合衆国の競馬場で仕事をしている経験、そしてその経験ができる強運には誇りを感じています。

アメリカ競馬のこと、スタンドから発せられるビンビンと伝わってくるエネルギーも「世界よ、これがアメリカの競馬だ」って世界中の人に自慢したいですね。


またメルマガも日本時間の毎週火曜日に発行しています。
こちらには先週を振り返ったものならびに、ここでしか書くことができないものも書いてあります。
今月に登録すれば今月分は無料ですし、何より継続して購読していただけるようになれば読んでいる方の日々の生活にも少しずつですが変化を与えるきっかけにもなると思います。
もしよろしければこちらの購読もしてくださると嬉しいです。

※追記(2014年7月23日)
競馬場内の写真の馬のメンコには『CB』ではなく、正しくは『BING』の表記でした。
ここにおきましてお詫びと訂正をさせていただきます。

2014年7月17日木曜日

夏のデルマー開催開幕週


先週のアーリントンパーク競馬場ではこれまで体験したことのない貴重な経験もでき、そして素晴らしい出会いもあって離れるのが惜しいと思えるような時間を過ごしました。
アーリントンの4連続重賞も振り返りたいのは山々ですが、今後もし余裕があればこのブログでも振り返りたいと思います。
ちなみに私が撮影している姿が、アーリントンパーク競馬場公式サイトのレースリプレイでも確認ができます。12日の7レースでは外側のゴール板から2人目、13日の7レースではゴール板過ぎの内側で立っている姿が確認ができます。
お時間のある方は見てください(笑)


現在私はカリフォルニア州のサンディエゴにいますが、現地時間の木曜日からデルマー開催が始まります。そしてこの開催は9月3日まで、毎週水曜日から日曜日までの開催で続きます。
こちらサンディエゴの気候は湿度も少なく、過ごしやすいものになっています。

今週のデルマー開催は重賞競走が2つ予定されています。土曜日にサンクレメントハンデキャップ(San Clemente Handicap、G2、3歳牝馬限定、芝 1マイル(約1600メートル))が、日曜日にエディリードステークス(Eddie Read Stakes、G1、3歳上、芝 1 1/8マイル(約1800メートル)がおこなわれます。
サンクレメントハンデキャップにはアイルランド産で前走までヨーロッパを主戦場にしていたサンディーヴァ(Sandiva)が参戦します。昨年の8月にフランスのドーヴィル競馬場でのG3、今年の4月にイギリスのニューマーケット競馬場でのG3を制してニューマーケット競馬場でのG1英1000ギニーにも駒を進め、前走はイギリスのアスコットでおこなわれたG1コロネーションステークスで入着しており、私は注目しています。
日曜日はこれまたアイルランド産馬で重賞6勝、G1通算3勝の騸馬のオビアスリー(Obviously)も参戦するといわれています。彼は前走のサンタアニタのG1シューメーカーマイルステークス(Shoemaker Mile Stakes)を昨年に続いて連覇し、一昨年秋のブリーダーズカップマイルで3着、昨年も5着と健闘しました。現在6歳ですが3歳時の7月にデビューしており、晩成型の馬であると推測されます。

また今週末のアメリカの中部、東海岸地区のレースについても少しふれてみます。
私が先週末に撮影をしていたアーリントンパーク競馬場では19日に3歳牝馬限定のG3アーリントンオークス(Arlington Oaks)、同じく19日にニューヨーク州にあるサラトガ競馬場では3歳以上牝馬限定のG1ダイアナステークス(Diana Stakes)が、同じサラトガ競馬場にて20日には3歳牝馬限定のG1コーチングクラブアメリカンオークス(Coaching Club American Oaks)がおこなわれます。日本のファンの方がアメリカンオークスと聞くとまず日本から参戦したシーザリオが勝利したカリフォルニア州ロサンゼルスにあったハリウッドパーク競馬場(昨年末で廃止)でのアメリカンオークス招待競走を思い浮かべることがほとんどですが、昨年私がキーンランドに行ったときに感じたのは、西海岸地区でない場所でアメリカンオークスと友人や競馬場の人たちに尋ねるとサラトガでやるコーチングクラブアメリカンオークスをまず思い浮かべることが多いです。
ちなみにサラトガ競馬場のあるサラトガスプリングという場所は、夏のリゾート地としてもこちらでは有名みたいです。

今週から始まるデルマー開催も楽しみです。

2014年7月11日金曜日

アーリントン競馬場でのミリオンプレビューデー

今週末から私はしばらくアメリカ合衆国に滞在となります。私自身、そしてこのブログもこれまでと変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

さて私が現在いるイリノイ州シカゴ近郊のアーリントンハイツにあるアーリントン競馬場では、今週の土曜日、現地時間の12日にはミリオンプレビューデー(Million Preview Day)と呼ばれるものがあります。3歳馬のみ出走可能のアメリカンダービー(American Derby)(G3 、芝 1 3/16 マイル(約1900メートル))をはじめ、アーリントンハンデキャップ(Arlington Handicap)(G3、芝 1 1/4 マイル(約2000メートル)、3歳以上)、モデスティハンデキャップ(Modesty Handicap)(G3、芝 1 3/16マイル(約1900メートル、3歳以上牝馬限定)、スターズアンドストライプスステークス(Stars and Stripes)(G3、芝 1 1/2マイル(約2400メートル)、3歳以上)の4つの重賞競走がおこなわれます。
詳細を知りたい方はこちらのアーリントンパーク競馬場のサイトをご覧ください。

また12日にアメリカの他の競馬場のレースにも少しふれておきます。
デラウェア州にあるデラウェアパーク競馬場では牝馬限定のG1レース、デラウェアハンデキャップ(Delaware Handicap)もおこなわれます。
ここアメリカでは大きなレースを土曜日に開催することが多く、秋におこなわれる有名なブリーダーズカップレースのみならず、他の日にも一日に多くの重賞競走を開催することが多いです。ほとんどにおいて一つの競馬場で一日に一つの重賞競走が、そして国際のG1競走が日曜日に開催される日本の競馬と、アメリカの競馬と異なる点の一つです。

日本の競馬ファンの方の間でも有名なアーリントンミリオン(Arlington Million)(G1)は、現地時間の8月16日(土)におこなわれます。また同日に同競馬場におきまして3歳馬限定のG1セクレタリアトステークス(Secretariat Stakes)ならびに牝馬限定のG1ビヴァリーディーステークス(Beverly D.)もおこなわれます。
ちなみにアーリントンミリオンとビヴァリーディーは日本の宝塚記念同様にブリーダーズカップチャレンジレースで、アーリントンミリオンの勝ち馬にはブリーダーズカップターフ、ビヴァリーディーの勝ち馬にはフィリーアンドメアターフへの優先出走権が与えられます。
その当日の私はデルマーにおりますが、このブログを読んでくださっている方はどうか日本の競馬のみならずこちらも注目してくださればと思います。

そしてミリオンプレビューデーの終わった後の月曜日に、私はカリフォルニア州のサンディエゴに移動します。そして夏のデルマー開催の開幕の現地時間7月17日(木)から終了する9月3日(水)まで撮影です。
このブログとともに引き続きよろしくお願いいたします。

なお競馬場で撮影したものをこちらでアップするのはしばしお待ちください。

(注)カタカナ表記の現地のレース名は筆者が当てがって書いたものですので実際の発音と異なる場合もございます。

2014年7月8日火曜日

ノイズ

先週のJRAの取材章を預かってから初めて土日ともに競馬場へ行かない週末になりました。
本日の投稿は馬と関係がありません(笑)

日曜日の午後は予備校時代の英語を教わった西きょうじ先生の特別講義がありまして、それを受講するために代々木に行きました。と、いってももう20年近く前の代々木駅ならびにその付近はあまりにも変化して、私はすっかり浦島太郎状態でした(笑)

講義のほうは大学受験生だけでなく社会人も対象とした内容で、アリの巣の中の社会では働かないアリが必ず約二割が出てくるという話も出てきました。どうしてもというのは、働いている八割のアリだけ抽出してそれから新しい巣を作らせるとまた二割働かないグループができるそうです。
なぜ二割働かないグループができるかというと、もしすべてのアリが働いていたらそのコロニーに危機が訪れた際にみんなが疲れていると対応できないので二割力を温存するグループがいるそうです。
そしてそれを先生は「(音や音楽と同様に)社会にはそのようなノイズが必ず存在する」と講義でおっしゃいました。
そして講義後に先生のところへご挨拶したとき「今何やってるの?」と聞かれ、「競馬の写真を撮っています。」と答えました。
「私も人間社会のノイズのようなことをしています。」と続けると「うん、いいノイズだ(笑)」と笑顔で応えてくれました。なんかとても嬉しかったですね。
またアリは一匹がエサのありかを見つけると、アリの発するフェロモンという揮発性の物資を辿ってその場所まで行くそうです。ところが一匹変なの、ノイズのようなヤツがいてみんなと全然違う方向に向かい、そしてそれが偶然最短距離を発見するのもいて、そうすると他のアリが一斉にその最短経路に群がるとのことです。
そうしてそのアリはコロニーに貢献するのです。

ちなみに講義の題目は「今こそ原点から言語と向き合おう」なのですが、このようなことをはじめ、某ねずみの国のマニュアルの翻訳の仕事の経験もある先生の視点から語ったノイズを徹底的に排除する王国の方向性の話も出たりして、まったく関係もつながりもない話ばかりの3時間でした(笑)

そして先生は鳥をはじめ、自然を心から愛している方でもあります。
現在の私も先生の影響を受けてこのようになっていると改めて感じました。でも馬好きで馬と関係する仕事をしている私の立場からすると、馬の話もしていただきたかったなあと思います(笑)
おっと、余計なことを書いてしまいましたね(笑)



今週発行分のメルマガを発行しました。
今週のテーマは【馬に「お願いします」】です。私もある馬にずっと「お願いします」という心境で過ごした日々がありました(笑)
月毎の購読をご希望ならまぐまぐ版、一回毎の購読をご希望ならnote版でお願いします。

2014年7月5日土曜日

今後について

2014年も半分が終わり、季節は夏を迎えようとしています。
日本国内の競馬の大きなレースの帝王賞、宝塚記念も先月末で終了し、競馬関係者ならびに競馬ファンの間では夏競馬と呼ばれる期間がこれから始まります。
先週の日曜日の阪神競馬場においても各々のカメラマンが次週から夏の間はどこの競馬場に行くのかという話題に、自然となっていきました。
そして私のほうもこのブログを読んでくださっている方に、本日ご報告をさせていただきます。

私は今月の10日に、アメリカ合衆国のほうに向かいます。
まずはイリノイ州シカゴ近郊にあるアーリントンパーク競馬場に行き、その翌週からカリフォルニア州サンディエゴ近郊にあるデルマー競馬場で夏の開催が終わる9月初旬まで撮影をして一旦帰国します。
アーリントンパーク競馬場はアーリントンミリオン(G1)が開催されることで競馬ファンの間でも有名なところですが、私が行く7月12日にはアメリカンダービー(G3、芝 1 3/16マイル(約1900m)、3歳馬限定)など4つの重賞競走がおこなわれるアーリントンプレビューデー(Arlington Preview Day)のときとなります。また現在の日本の騎手の第一人者である武豊騎手が、海外で初めて騎乗した競馬場でもあります。
一方、夏のデルマー開催はアメリカ西海岸地区の大一番ともいうべきパシフィッククラシック(G1、AW(オールウェザーコース※)、1 1/4マイル(約2000m)、3歳以上、8月24日)をはじめ、かつての勝ち馬に米年度代表馬のアゼリやゼニヤッタが名を連ねるクレメント・L・ハーシュステークス(G1、AW 1 1/16マイル(約1700m)、3歳以上牝馬限定、8月2日)、2歳馬限定のG1競走のデルマーデビュータント(G1、AW 7ハロン(約1400m)、2歳牝馬限定、8月30日)とデルマーフューチュリティ(G1、AW 7ハロン(約1400m)、2歳馬限定、9月3日)がおこなわれます。他にもエディ・リードステークス(G1、芝 1 1/16マイル(約1700m)、3歳以上、7月20日)、ビング・クロスビーステークス(G1、AW 6ハロン(約1200m)、3歳以上、7月27日)、デルマーオークス(G1、芝 1 1/8マイル(約1800m)、3歳牝馬限定、8月16日)と、G1レースだけでも7つもこの夏のデルマー競馬場でおこなわれます。デルマー競馬場は一般的にアメリカ西海岸地区として分けられます。
夏のアメリカ合衆国のサラブレッドの競馬は中央部のアーリントン競馬場でアーリントンミリオン(当日私は残念ながらデルマーにいますが)、東海岸地区のニューヨーク州にあるサラトガ競馬場では真夏のダービーともいわれるトラヴァースステークスをはじめ大きなレースが目白押しです。
私は西海岸地区のデルマーでの撮影が主となることもあり、他にも紹介をしたいのはやまやまですがここでは詳細のほうは割愛させていただきます。
日本の競馬ファンの方には日本中央競馬会(JRA)の夏競馬、地元で開催されている地方競馬とともにアメリカの競馬にも眼を向けてくださればと思います。

競馬カメラマンとして、アメリカ合衆国は私の生まれ故郷のようなものです。
生まれ育った日本国、そして何度も足を運んだモンゴル国と同様に私が愛しているアメリカ合衆国で撮影の仕事ができることは大変嬉しく思いますし、そしてそれをすることができる境遇や環境にも大変感謝したくなります。また今回だけで終わる、決して一過性のものではないしそのようにもしたくない思いもあります。今後はアメリカ合衆国ならびにアメリカ競馬とは更に深い縁で結ばれるのではと思います。
私は決して傑出した能力もなければ大きな力も持たず、出会った人や馬に恵まれただけで運よく生き延びているような人間です(運の強さだけならかなり優れているという自信はありますが)。そのような者ではありますが、ある程度の期間を腰を据えて海外に出向いていく私のような日本人がいることを、縁あってこのブログにアクセスした方には知ってもらいたいです。
そしてもしできることならばどのような形でも構いませんので、このような私を応援してくだされば嬉しいです。


そしてメルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』を発行してから3ヶ月が過ぎました。
今回のテーマは【迷いと決断】です。まぐまぐ版はこちら、note版はこちらです。月毎での購読を希望されるならばまぐまぐ版、1回毎の購読を希望されるならnote版でお願いします。
そして再来週の日本時間の7月15日(火)の発行分からは渡米日記のような形で、現地で私が見たり感じたりしたアメリカ合衆国ならびにアメリカ競馬を皆様に発行するようになります。
こちらのメルマガを継続して購読してくださることも私の応援をすることの形の一つになります。もちろん応援してくださるからには長い時間の経過後には購読し続けてよかったと思える良いものを提供するのは言うまでもありません。ただいわゆるゴシップネタのようなものを好む、とにかくインパクトを求めるような方のご購読はオススメできません。
アメリカ合衆国のことを知りたい方はもちろんですし、私の応援をしたいという方の購読もお待ちしております。

オールウェザー(AW)コースとは、砂にLANケーブルのコードなどのプラスチックの廃材などを混ぜた馬場である。
アメリカ合衆国内の競馬場では一時期多く採用されたが、まずはサンタアニタパーク競馬場がダートに戻し、キーンランド競馬場も今年の春の開催終了後にダートに戻した。ちなみに筆者が夏に行くデルマー競馬場もこれが最後のAW馬場での開催となりダートに戻す予定との報道があった。

2014.4.26 京都競馬場にて