このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

このサイトにおける画像および文章は個人で使用する範囲でのみご利用ください。
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メルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』について

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2015年12月29日火曜日

この1年を振り返って

本年も残りわずかとなりましたが、私のこの1年を振り返ってみます。

今年は3月末にドバイに行き、4月末から5月初めまで香港、5月中旬にはシンガポール、8月半ばから終わりまでアメリカ合衆国のアーリントンとデルマー、10月末に再びアメリカ合衆国、今度はキーンランド、そして今月は再び香港と、アメリカのみならず世界各国の競馬場に行きました。
ちなみに私は欧州は競馬場どころか観光もしたことがなく、今まで一度も足を踏み入れたことがありません。おそらく来年もないだろうと思っております。
あらゆる競馬場の主催者ならびに現地の方たちの協力によって無事終えることができたことには、とにかく感謝しかありません。


ただその中でも特にアメリカならびにアメリカ競馬に関連したものは特別でした。

まずはドバイとシンガポールで、香港のリッチタペストリー(2014年のG1サンタアニタスプリントチャンピオンシップ勝ち馬)を管理しているマイケル・チャン調教師から「You're everywhere(お前はどこにでもいるなあ)」という言葉をいただきました。
マイケルや厩務員のアーヴィンや馬を見ていると私のほうがそのような言葉をかけたくなります。

そしてアーリントン競馬場のフォアフッティッドフォト(競馬場と契約している業者)のライアンからも「You're everywhere」という言葉をいただきました。
これは日本でもかつて川崎競馬山崎尋美厩舎の厩務員の櫻井さんからもいただいた言葉なのですが(もちろんその時は日本語ですが)、私にとっての最高の褒め言葉の一つです。

2015.8.14 アメリカ合衆国 イリノイ州
アーリントンパーク国際競馬場にて


デルマー競馬場では『Welcome back(日本語で『おかえりなさい』の意味にあたります)』という言葉を、プレスボックス(メディアの人間の仕事をする場所です)の方たちだけでなく、競馬場のエレベーターの係の方からデルマー競馬場のCEO(経営最高責任者)まで、あらゆる方たちからいただきました。
日本からアメリカの競馬場に着いたときは「ただいま」という心境になるのですが、実際に「おかえりなさい」と声をかけられるのは大変嬉しいものでした。
香港も大好きになったのですが、それでも「ただいま」という心境になることはありませんでした。

2015.8.19 アメリカ合衆国 カリフォルニア州
デルマー競馬場にて

そして三冠馬アメリカンファラオが引退の花道を飾ったブリーダーズカップがおこなわれたキーンランド競馬場では、日本のG1フェブラリーステークスの勝ち馬テスタマッタの生産者ボブことロバート・ウェストJr.氏、競馬場のトラックフォトグラファーでコーディーフォトグラフィーのチーフカメラマンのカーティスたちとも嬉しい再会をすることができました。

ボブは私にとってケンタッキーのお父さんのような存在で、少しは立派なカメラマンになってレキシントン(キーンランド競馬場の所在地)に戻ってきた自分の姿を見せることができて、本当によかったと思います。
またカーティスたちにはブリーダーズカップ終了後に食事に連れてってもらったりもして、とにかく本当によくしてもらいました。ちなみにカーティスと双子の兄弟のケビンとも初対面をはたすことができまして、彼らのお父さまのジェフ・コーディー氏(2年前に逝去)と私が大変お世話になったシグ・キッカワさんとは長年の友人であったことにも、私は日本人らしく人の縁というものを感じました。
そしてキーンランドでは宿泊する場所が当初見つからなくて困ってしまったのですが、みんな多忙なはずなのに私のために一生懸命探してくれたりもしました。
本当に嬉しく、そして感謝しかありませんでした。
みんなのお互いの近況はインターネットのおかげでわかるのですが、でもリアルで会うことも大事だなというのが、より実感できました。

キーンランド競馬場にあるボブのボックスシート
2013年に撮影

またアメリカの厩舎関係者も私の姿を見ると思い出してくれます。「Congratulations」と声をかけると「アリガトー」とゲイリー(スティーヴンス騎手)やフローレント(ジェロー騎手,本年のG1アーリントンミリオンでザピッツァマンに騎乗して勝利)は、日本人である私に返してくれたりもします。
香港スプリントに出走したモンゴリアンサタデー(BCターフスプリント勝ち馬)に騎乗するために香港にやってきたフローレントと再会ができたのは、日本調教馬が2つの国際競走を勝利したのと同様に嬉しい出来事でした。あと香港では思わぬ形でモンゴル語を使う機会もありましたっけ(笑)ちゃんと通じたので私のモンゴル語もまだまだ鈍っていないようでした。
そういえばアーリントンのパドックで、アンドラシュ(シュタルケ騎手。近年日本で短期免許で騎乗しているドイツ人騎手)から「ゴキゲンイカガー?」と言われたときは一瞬驚いてしまいました(笑)


ちなみに私はアメリカでは『Kaz(カズ)』と呼ばれることが多いです。
『Kazushi(カズシ)』と呼ぶ人もいますが、それだとどうも発音がし難いようでカズだとすんなり言えるようです。またヨーロッパの競馬場でカズというとJRA美浦所属の藤沢和雄調教師になります。伝え聞いた話によるとニューマッケットなどで、そのように呼ばれていたそうです。
またアメリカのどこの競馬場に行っても『Yutaka(ユタカ,武豊騎手)』の名前を聞きます。アメリカでカズというのも、もっと浸透すると嬉しいですよね。そして日本でも私のことをもっと浸透できればと。

そしてこの1年で私にとって第二の故郷とも言えるような存在のアメリカ、生まれ祖国の日本のことがもっと好きになりました。
いつもながら今の私を生かしている境遇や環境、巡り合わせなどにとにかく感謝しかありません。
今年はアメリカンファラオが頑張ってくれたおかげで、私はアメリカ三冠馬のデビュー戦、初勝利ならびに引退レースを撮影したカメラマンだと言えるようにもなりました。
来年はさらにたくさん撮影したものを使用していただく機会が増えるよう、積み重ねていきます。

それではみなさま、よいお年を
Kaz


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これは宣伝です

メルマガを2年近く毎週発行し続けています。今月は香港の、ここでは書けないことを書いています。
『馬に近い人間から見た、馬、競馬』という長いタイトルにしてしまったので『ウマチカ』と短縮することも多いです。もちろんバックナンバーにはアメリカ競馬の様子がもっと身近に感じることができるものも書かれております。
また私が一定の期間実際に接してきた馬の話を現在連載しております。馬という生き物をもっと知りたいという方も是非購読していただけたらと思います。
講読料は税込で一ヶ月648円(初月無料)ですが、一度無料登録をされた方たちは登録解除することなく継続される傾向で、中身は悪いものではないというのが読者の皆様のおかげで自信を持つことができております。
ゴシップ記事が好きな方にはお勧めしませんが、読む人によっては支払う金額よりもはるかに中身が濃いと感じるものがあるのではと強く信じております。

こちらも是非よろしくお願いします

2015年11月4日水曜日

キーンランド競馬場に行ってきました

先週はキーンランド競馬場のほうに行ってきました。

キーンランド競馬場はアメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントンのブルーグラス空港からすぐの場所にあり、豊かな自然に恵まれていて馬産も盛んな場所です。

私は2年半前にも一度行ったことがあり、懐かしい場所に戻るという感覚がありました。
そのときは以前からインターネットで交流があった、日本のG1フェブラリーSの勝ち馬テスタマッタの生産者ボブことロバート・ウェストJr.氏、ブラッドストックエージェンシー(日本語で言うところの競走馬売買取引仲介人)でそのテスタマッタを扱ったクリスタル・コンウェイ女史に会うことができました。
またそれだけのみならず、キーンランド競馬場と契約しているトラックフォトグラファーの会社のコーディーフォトグラフィーのメンバーたちとも知り合って、ボーリングを一緒に楽しんだりもしました。

そのような思い出深い場所で、アメリカのみならず世界でも最大の競馬の祭典のうちの一つであるブリーダーズカップが開催され、しかもそのときにに行くことができたことを大変嬉しく思いました。
クリスタルとは残念ながら彼女の多忙で再会ができませんでしたが、ボブやコーディーフォトグラフィーのキーンランド競馬場での現場監督のカーティスたちと嬉しい再会を果たすことができただけでなく、新たな出会いもありました。

そしてメディア等での報道でご周知のように、今年の米三冠馬アメリカンファラオがブリーダーズカップクラシックを引退レースとして臨み、そして制してグランドスラム(あちらではGrand Slamと報道されています)を達成しました。
私はそのブリーダーズカップクラシックの撮影時に大きなアクシデントに見舞われましたが、それでも無事に撮影することができました。
アメリカンファラオはデビュー戦、初勝利を撮影することができただけでなく引退レースも撮影、それも困難を乗り越えての撮影となりました。
アメリカンファラオはカメラマンとしての私を大きく成長させてくれた、忘れられない馬の1頭になることでしょう。

そして2015年10月31日は、私にとって生涯忘れることのできない日となるでしょう。
本当に馬に、そして私がこのようにすることができるように支えてくれた人や環境、境遇にも感謝することを忘れてはいけないです。

2014.9.3 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場
アメリカンファラオの初勝利となったデルマーフューチュリティにて



また私は1年半以上、毎週メルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』を発行しています。当方では『ウマチカ』と略して呼ぶことが多いです。
もちろん今週も発行しました。
内容は今ですとブリーダーズカップのために渡米したときのものはもちろん、連載読み物もあります。

今週号は【2015年米国滞在記(4)キーンランド編(1)】です。

嬉しいことに一度購読登録された方の解除率が非常に低く、そのおかげで内容には自信を持って強くお勧めできるようになっています。
またバックナンバーも購読すると、去年のアメリカンファラオの初勝利のときのことはもちろん、アメリカ競馬、馬という生き物を身近に感じることができる助けになるものなど盛りだくさんです。

ぜひ購読登録、そして継続していただければと願っております。

よろしくお願いします

2015年10月25日日曜日

ハードエーシーズ デルマー競馬場でのスクーリング

ハードエーシーズ パドックにてG1パシフィッククラシックに向けてのスクーリング
2015年8月20日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場

日本のG1チャンピオンズCに予備登録があり選出されたハードエーシーズです。
これはG1パシフィッククラシックに出走する2日前にスクーリングのため、この日の最初
のレースが始まる前にパドックに出てきたときのものです。

アメリカの競馬場では朝の馬場運動後やレース前やレースとレースの間にこのようにスクーリング、馬をパドックやレースの雰囲気に慣らす光景をしばしば目にします。
ハードエーシーズはG1(ゴールドカップ@サンタアニタ)を勝っているのですが、このように実績のある馬も開催されていてお客さんが来ている競馬場でもスクーリングをすることは珍しいことではありません。

2015年10月20日火曜日

2015年 セクレタリアトステークス ハイランドリール

ハイランドリール(シーミー・ヘファーマン騎手騎乗) セクレタリアトステークス
2015年8月15日 アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンパーク国際競馬場
日本のG1ジャパンCに予備登録があったハイランドリールです。
この馬は欧州から北米に遠征して3歳馬限定G1セクレタリアトSを勝ちました。
このセクレタリアトSの出走馬たちがパドックに入ったころから急に空の色が黒くなり、レース時には土砂降りの雨が降ってきました。
海外遠征、そして急激なコンディションの変化にもめげなかった強い心は、この馬の大きな武器になるのではないでしょうか。

2015年10月18日日曜日

2015年 ビヴァリーD・ステークス シークレットジェスチャー

シークレットジェスチャー(ジミー・スペンサー騎手騎乗) ビヴァリーD・ステークス
2015年8月15日 アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンパーク国際競馬場

日本の牝馬限定G1エリザベス女王杯に予備登録があり選出されたシークレットジェスチャーです。
ビヴァリーD・ステークスでは1位入線したものの、ゴール前で3位に入線したステファニーズキットゥンの進路を妨害したとして3位に降着となりました。
ただアーリントン競馬場では能力はあるところを見せる形となりました。

(追記:シークレットジェスチャーは10/23に出走辞退すると発表されました)

2015年10月13日火曜日

2010年 オークス(優駿牝馬) アパパネとサンテミリオンの同着

明日の日曜日は京都競馬場におきまして牝馬三冠競走の最後の一つ、秋華賞がおこなわれます。
桜花賞馬、オークス馬の巻き返しがあるのか、それとも春は惜しくも敗れた馬が雪辱を晴らすのか、もしくは新興勢力が台頭してくるのか、いずれにせよどのようなレースが繰り広げられるのか注目するところですよね。



5年前はアパパネが牝馬三冠競走をすべてで勝利を挙げて三冠馬となりましたが、オークスでは同着優勝をしたことによって最後の秋華賞で三冠制覇に挑戦する資格を得ることができました。
私がまだプレスパス(取材許可証)を預かる前ですが、その三冠へ挑戦する資格を得た瞬間を撮影することができました。
これも2008年の秋の天皇賞同様に決定的瞬間、もしくは歴史を撮影したのだなと今でも思います。
(ちなみに2008年天皇賞(秋)のものは、『優駿  2014年 11月号』の20、21ページをご覧ください)

ちなみに私、まだプレスパスを預かる前、何日も前から入場門前で並んで開門と同時にダッシュする、なんてことが苦手でしてやったことがありませんでした。
(今でも満員電車に乗ったり行列する食べ物屋さんで並ぶことなども実は『超』がつくほど苦手です)
それでも工夫すればこのくらいのものはなんとか撮れるよ、という参考程度にはなるのではと思います。たしかこの日も昼過ぎに競馬場に到着したと思います。
これ撮るのに別に徹夜も開門ダッシュも必要ありませんよ、と。

ただ決定的瞬間になったのは運が良かったな、としか言いようがありません。
私は運だけは本当に強く、これに限らずこの後もなぜか幸運がたくさんやってきました。
とにかく今後も私はこれまでどおりにあらゆることに感謝しながら、これからも命尽きるまで生き続けるだけです。

オークス(優駿牝馬) アパパネ(外)とサンテミリオン(内)
2010年5月23日 日本国 東京都府中市 東京競馬場

2015年10月3日土曜日

2014年 サンタアニタスプリントCS

いよいよ明日、香港のリッチタペストリーがG1スプリンターズSに出走します。

彼は昨年のBCスプリント後、年が明けてからはドバイ、シンガポールと世界各国さまざまに行っております。
そして今度は日本です。彼がもし言葉を理解できるのならば「You're everywhere.(きみはどこにでもいるね)」と声をかけてあげたい気分です。

これまでも海外で勝利、もしくは敗れても善戦を重ねてきたことから身体面のみならず心もかなりタフな馬であるとともに、彼に携わっている方たちのサポートも素晴らしいことも想像できます。

彼は昨年のフランスで凱旋門賞が開催されていたあたり、サンタアニタスプリントCSでリッチタペストリーが地元の強豪ゴールデンセンツ(日本のJCダート勝ち馬フリートストリートダンサーのダグ・オニール調教師が管理、BCダートマイル連覇など)を降して勝利を挙げました。
明日はどうか持っている能力をすべて出し切ってもらいたいですね。

そうそう、このサンタアニタSCで私が撮影したものを香港ジョッキークラブ(香港の競馬の主催者)がカレンダーに使用してくれました。
香港の競馬は8月は夏休みのため、9月から翌年の7月までなのだそうで、9月からのカレンダーを発行してるとのことです。今年の9月の開幕日に競馬場の来場者にプレゼントされたものなので、日本の方が手に入るかどうかむつかしいかもしれませんがもし気がついたらみてください。

ゴールデンセンツ(外:ラファエル・ベハラノ騎手騎乗)を内側からかわす
リッチタペストリー(オリビエ・ドリューズ騎手騎乗) サンタアニタSC
2014年10月4日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタアニタパーク競馬場

2015年10月1日木曜日

香港のリッチタペストリー

今週末のG1スプリンターズステークスに、香港調教馬のリッチタペストリーが出走予定です。
リッチタペストリーは昨年の秋にアメリカ合衆国のサンタアニタパーク競馬場でおこなわれたG1レース、サンタアニタスプリントチャンピオンシップで勝利を挙げています。そしてその後のBCスプリントにも挑戦しました。

そしてこれはそのSASCに出走して勝利を挙げる数日前に、パドックでスクーリングしていたときのものです。
アメリカの競馬場は厩舎地区が競馬場の隣にあり、朝の運動が終わったりレースの合間にパドックを馬に下見させて慣れさせる姿を目にします。レースの合間にあのG1馬が、というケースもあちらではしばしばあります。

リッチタペストリー アーヴィン厩務員にひかれてスクーリング
2014年10月1日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタアニタパーク競馬場

2015年9月22日火曜日

アメリカンファラオのパドック登場(デルマーフューチュリティ)

デルマーフューチュリティに出走するためパドックに登場したアメリカンファラオ
2014年9月3日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場

これはアメリカンファラオがデルマーフューチュリティに出走したときのものです。

リモコンカメラをパドックの入り口あたりの地面にセットして撮影しました。
このときはマニュアルフォーカスに設定していわゆる置きピン、フォーカスが上の写真の位置になるようにあらかじめ調節しておきました。

言葉を喋らない、理解しない馬という動物を撮影するにあたっては人物撮影ともまた異なる苦労もあることはありますが、それでも喜んでくださる方がいるからこそ頑張ってできるというのはあります。
競馬というより馬が好きで気がついたらこのような道を歩んでいる私です。
私の頑張ることが、私も、そして私のまわりや関わっている人や馬たちももっと幸せになるように生きていきたいですね。

2015年9月21日月曜日

馬房の中のアメリカンファラオ

アメリカンファラオ
2014年10月16日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタアニタパーク競馬場

これはサンタアニタ競馬場のボブ・バファート厩舎にお邪魔させていただいた際のものです。
このときもまさか、翌年の三冠馬を撮影しているとは想像できませんでした。

私はアメリカに行ったときは厩舎によくお邪魔させていただいています。
そして幸いなことに今までお邪魔したところの関係者は、誰もが親切にしてくださっています。
かつては川崎競馬の山崎尋美厩舎によくお邪魔させていただきましたが、そこでも山崎先生をはじめ厩舎スタッフの方たちに大変よくしていただきました。
国境を越えても厩舎でもよくしてもらえる私は幸せですし、皆さんに感謝せねばと常々思っています。

2015年9月20日日曜日

レースから離れたビーホルダー

厩舎地区でのビーホルダー
2014年10月17日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタアニタパーク競馬場にて

これはサンタアニタ競馬場の厩舎地区にお邪魔したときの際のものです。
ビーホルダーはこの後BCディスタフに出走して繁殖入りする予定でした。ところがこの後すぐに脚に熱を持ってしまったと報じられ、BCディスタフを回避しました。
それから予定を変更して現役を続行することになり、今年は牡馬相手にG1パシフィッククラシックを制することにもなりました。


アメリカの競馬場はたいてい日本の地方競馬、大井や船橋などのように競馬場の隣に厩舎地区があります。
サンタアニタ競馬場は最終コーナーのクロッカーズコーナーというところで、一般のファンも自由に調教を見学することが可能です。
そこには調教師、騎乗馬に乗るまで待機したり乗り終えた騎手たちも歩いていています。挨拶もして、そして気さくに接してくださる関係者もいまして、その中には世界的に有名な人たちもけっこういたりします。
まず日本で体験することができないという観点からも、私は日本の競馬ファンの方にはアメリカの競馬場に実際に行かれることをお勧めするのです。
(なお厩舎地区につきましては関係者以外の方の立ち入りは固く禁じられております)

2015年9月19日土曜日

アメリカンファラオ 2014年 フロントランナーステークス

アメリカンファラオ(ヴィクター・エスピノーザ騎手騎乗) フロントランナーステークス
2014年9月27日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 サンタアニタパーク競馬場

デルマーフューチュリティを制したアメリカンファラオは、同じ月にサンタアニタでおこなわれたG1フロントランナーステークスに出走して勝利を挙げました。
本当にずば抜けた能力を持っている馬だということが改めてわかりました。
しかしこれでも翌年に三冠馬となることは想像できませんでした。

2015年9月13日日曜日

ワッツダチャンシズ 2015年 ビヴァリーDステークス

ワッツダチャンシズ(ジョー・ブラボ騎手騎乗) ビヴァリーDステークス
2015年8月15日 アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンパーク国際競馬場

アーリントンミリオンがおこなわれた同日に牝馬限定のG1競走ビヴァリーDステークスがおこなわれました。
1位入線のシークレットジェスチャーがゴール前で3位入線のステファニーズキットゥンの進路を妨害したとの採決がくだされ、2位入線のワッツダチャンシズが繰り上がりで1位となりました。
審議の内容のお知らせの放送が流れる際の静けさは万国共通のようです。

2015年9月12日土曜日

ビーホルダー 2015年 パシフィッククラシック

ビーホルダー(ゲイリー・スティーヴンス騎手騎乗) パシフィッククラシック
2015年8月22日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場
今年もデルマー競馬場に足を運びました。

G1パシフィッククラシックは夏のデルマー開催の大一番ともいえるレースです。
今年で25回目となりましたが牝馬のビーホルダーが、パシフィッククラシックの歴史の中で史上初の牝馬の勝ち馬となりました。
3コーナーまで3番手にいたビーホルダーがあがっていくときの競馬場の盛り上がりは、とてもすごいものがありました。
そしてアメリカでは三冠馬アメリカンファラオとのブリーダーズカップクラシックでの対決が期待されているみたいです。

ちなみに鞍上のゲイリー・スティーヴンス騎手は映画『シービスケット』におきまして、ジョージ"アイスマン"ウルフ騎手の役で出演しております。

2015年9月8日火曜日

2012、2013年米国年度代表馬ワイズダン引退

ワイズダン メーカーズ46マイルステークス レース後
2013年4月12日 アメリカ合衆国 ケンタッキー州 キーンランド競馬場

2年前の2013年の3月、私は思い立って渡米しました。
アメリカ合衆国を選んだ理由としては、日本のG1フェブラリーステークスで勝利を挙げたテスタマッタが生まれたということが大きかったと思います。

まずはサンタアニタで1カ月過ごし、それから2週間ほどケンタッキーにいるテスタマッタの生産者のボブこと、Waterforf Millford Farmsのオーナーのロバート・ウエストJr.氏たちに会うために行きました。
インターネットでやりとりが続いていたボブたちに会っただけでなく、思いの外たくさんの友達がケンタッキーでもできました。ボーリングに連れてってもらったりもして、たくさんの人に親切にしてもらいました。

そんな中、この時点での前年の米国年度代表馬のワイズダンがレースを走る姿を見ることができました。
この日は金曜日、平日でしかも翌日がブルーグラスデーといってケンタッキーダービーの重要な前哨戦のG1ブルーグラスSをはじめとする豪華な番組が組まれていたということもあり、観客数は多くありませんでした。それでもその中からワイズダンに対する期待というか熱気はすごいものがあったことは今も覚えています。
そんな彼ももう8歳、そして引退が発表されました。
彼はせん馬(去勢された馬)ですので種牡馬入りはしませんが、引退後はどうかのんびりと過ごしてもらいたいものです。

2015年9月6日日曜日

アメリカンファラオの初勝利 デルマーフューチュリティ

アメリカンファラオ(ヴィクター・エスピノーザ騎手騎乗) デルマーフューチュリティ
2014年9月3日 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場

米三冠馬アメリカンファラオのデビュー戦に立ち会えた私は、初勝利にも立ち会うことができました。
このときは前哨戦のG2ベストパルステークスの勝ち馬スカイウェイに注目が集まっていましたが、デビュー戦で5着に敗退したアメリカンファラオが次に選んだのがここでした。
アメリカンファラオの初勝利はG1競走となったのでした。

このレース、そして次のフロントランナーステークスを見た私は、今年のアメリカの2歳馬(年齢は当時)の中でずば抜けた能力の持ち主の1頭とは思いました。
それでも翌年に三冠馬になるとは想像できませんでした。

2015年9月5日土曜日

ザピッツァマン 2015年 アーリントンミリオン

ザピッツァマン(フローレント・ジェロー騎手騎乗) アーリントンミリオン
2015年8月15日 アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンパーク国際競馬場

今年はG1アーリントンミリオンが開催された日に、アーリントン競馬場に足を運びました。
アーリントンミリオンが開催される日は、アーリントンミリオンをはじめとするG1レース3つを含めて5つの重賞競走がおこなわれます。

今年のアーリントンミリオンは、地元イリノイ州産のザピッツァマンが制しました。
地元の生産馬が地元の大一番のレースを制したことによる盛り上がりを、競馬場にいて肌で感じました。

2015年9月3日木曜日

ポートフォリオを更新しました

このブログにあるポートフォリオを久しぶりに更新しました。
先月足を運びましたアーリントンパーク国際競馬場、ならびにデルマー競馬場のものを追加いたしました。

このブログの右側のほうにありますのでクリックをしてくださると、リンク先に写真がございます。
どうぞお時間の許す限りごゆっくりとご覧ください。

アーリントンパーク国際競馬場

2015年6月9日火曜日

アメリカの三冠馬 アメリカンファラオの初勝利

メディアでの報道で既にご存知の方は多いと思われますが、アメリカの三冠レースすべて(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス)を、アメリカンファラオが勝利を挙げました。
北米地区ではアファームドが1978年に達成して以来、アメリカンファラオまで三冠馬は誕生しませんでした。

アメリカンファラオは昨年の夏にデルマーでデビューして5着に敗れましたが、その次に出走したG1デルマーフューチュリティ(オールウェザー,7ハロン)で圧勝して初勝利を挙げました。

このブログに少し書いていますが、私は昨年の夏にデルマー競馬場で撮影をしていました。
当然私も米三冠馬のアメリカンファラオの初勝利を撮影していました。

2014年 デルマーフューチュリティ アメリカンファラオの初勝利

カメラのシャッターを押していた時に翌年の三冠馬になるとは予想ができるはずもありません。
私は予言者ではありませんのでまさかそこまで要求されることはないとは思いますが、アメリカの三冠馬の初勝利を撮影できたことは、カメラマンとして誇れるものを馬からプレゼントしてもらえたと思っております。

このようなときは得てして「俺は(が)撮ったんだ」と思ったり、そして他人にも言いがちになってしまうものです。

しかしそれは違うというのは私の中にあります。

「馬が頑張ったから三冠馬の初勝利を撮影したカメラマンになれた」のだと。
そしてこれまでずっと書いてきたように、このように撮影の仕事ができる環境や境遇に感謝することも忘れておりませんし、これからも続けます。

ただ日曜日に東京競馬場で先輩カメラマンからすごいことをしたと言われ、アメリカの三冠馬の初勝利を撮影したことは、誇りを持っていいと思うようにはなりました。
また少しだけ自信をつけさせてくれた環境や境遇、巡り合わせにも感謝です。

また去年の4月から毎週火曜に発行しているメルマガを現在もしっかり発行しています。
申し込み当月は無料ですので、よろしければ購読してくださればと思います。
内容のほうは一度購読してくださった方は継続して購読してくださっておりますので、この1年くらいで内容は自信があると言えるようになりました。
バックナンバーにはもちろん昨年のデルマー滞在記がありますので、そちらも購読してくださればと思います。





そうそう、ちなみに『ファラオ』というのは日本語的な読み方で、アメリカでは通じません。
詳しくは今年の2月から自分のためにやり始めたブログに、チョコっと書いておりますので読んでいただければと思います。

2015年3月18日水曜日

久々に写真をアップ、そしてご報告

こちらのブログは昨年サンディエゴで更新して以来ご無沙汰のままでした。
それでも私は元気にやっており、昨年の4月に創刊したメルマガも毎週火曜日に発行し続け早1年が経とうとしております。
そして英語の勉強のために別のブログを毎日更新を目標にしてやり始めました。
あちらのほうは自分の記録としての意味合いがかなり強いので、とってもヌルい内容となっています(笑)文章もワザとかなり崩していますし、馬に興味が無い人もアクセスするのも想定しましたので『お馬さん』っていう、今までの私なら絶対に使用しなかった言葉遣いもワザとしています(笑)

私のほうのカメラマンとしての動きはSNSの投稿等でもご存知の方も多いと思いますが、アーリントン競馬場に行き、そして夏のデルマー開催終了後に一旦帰国してから再度渡米し、秋のサンタアニタ開催の撮影をしてブリーダーズカップが終了してから帰国しました。
そのときに撮影したものを右のスライドショー『2014年夏秋 アメリカ合衆国』に追加しました。
どうぞお時間の許す限りご覧ください。

そして私が日本を離れている間に、日本中央競馬会の機関広報誌『優駿』の2014年11月号のp20、21におきまして初めて2008年の天皇賞(秋)のウオッカとダイワスカーレットの歴史に残る名勝負の写真を使ってもらいました。
これが私にとって初めて日本の競馬雑誌に使用していただいたことでしたので、日本で生まれ育った日本人としても感慨ひとしおでした。
このときはまだは米国にいて私の手元に雑誌の現物がなく、あちらのカメラマンたちにもおめでとうとたくさん言われてすごく嬉しかったのですが、いまひとつ実感がわきませんでした。
帰国してからようやく実感できたというのが正直な感想でした。

そして本日ご報告したいことがあるのですが、来週末にUAE(アラブ首長国連邦)のドバイにあるメイダン競馬場にておこなわれるドバイワールドカップデー(Dubai World Cup Day)の撮影に行くことになりました。

Dubai World Cup 2015 official Promo より

このブログを7年くらい前に趣味で立ち上げたときはもちろんですが、日本のみならず世界の競馬場の主催者から取材許可がおりて撮影をし、そして今はごく僅かながらですが撮影した写真でお金をいただけるようになるとは数年前も想像できませんでした。
実は昨年の夏も私の夢がかなったのですが、種蒔きをしたものの幾つかが咲いて、そして実ったという感覚があります。
もちろんまだ咲いていないものもありますし、中には私の命が尽きるまで私が目にするできないものもあるかもしれません。
それでも花開くように努力するところはとことんして、そして良い時機が必要なものはそれが来るまで待つ辛抱強さも同時に持ちながら進んでいきます。

次回の更新はいつになるかわかりませんが、私の近況が気になる心優しい方は英語学習のブログでも気が向いたときにでも覗いてやってください。
おバカ、変態やってます(笑)