このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

このサイトにおける画像および文章は個人で使用する範囲でのみご利用ください。
ホームページやブログへの使用、画像の加工、印刷物への無断転載等は固くお断りさせていただきます。

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メルマガ『馬に近い人間から見た、馬、競馬』について

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2016年12月31日土曜日

よいお年を

本年も残すところあとわずかとなりましたが、少しばかり振り返ってみます。


今年もあちこち行きました。でもその中でもアメリカ合衆国は私にとって特別でした。
まずは夏のデルマー開催で、開催最優秀馬などを決定するメディア投票をすることができました。
そして何よりブリーダーズカップの公式カメラマンとして参加することができました。
二つとも日本人として初です。この両方とも今のところ、「自分が先だ」「あの人がいる」という声を聞いていませんので、おそらく間違いはないと認識しています。

特にBC(ブリーダーズカップ)のオフィシャルは経験して帰国したら、日が経つごとにその重みをひしひしと感じています。
今までもつまらないものは撮るわけにはいかないと思い続けてやってきましたが(プロなのだから当然なのですが)、その思いがこれまで以上に強くなっているのを自分自身の中で感じるようになってきました。
ちなみに私のキャリア(JRAのプレスパスを預かっている期間)のみを見てみると、BCのオフィシャルという立場はあまりにも大きな重責とも言えます。
ただオフィシャルとしてBCに参加したことはまぎれもない事実です。

そして『立場が人を育てる』という言葉があります。
日本ですと大相撲の横綱がなりたてのころは、土俵の外の作法などでもどのように振る舞えばよいのかまだわからずに戸惑って、本場所でもあっさりと格下の力士に負けることがあります。ただ横綱の重責を背負い続けているうちに土俵の上でも横綱らしい強さをいつのまにか身につけていることがほとんどです。
白鵬もおそらく「横綱とは何か」などという問いを自分自身に投げ続けたりもしてきてあのような大横綱になったのではないでしょうか。
私の場合は何事も飲み込みが遅いほうですが、BCのオフィシャルの名に恥じない、それに相応しいカメラマンに必ずなります。


そして日本国内に目を向けてみると、今年初めて使用していただいたケースも多々ありました。特に秋以降にありました。
JRA関連ですとレーシングプログラムに、夏のアーリントン競馬場でのビヴァリーDステークスで撮影したものをBCフィリーアンドメアターフのものに使用していただきました。
またJRAウェブサイトでは『海外競馬特集サイト』の『世界の競馬ギャラリー』におきまして昨年のデルマーでビホルダーが勝利を挙げたパシフィッククラシックをリモコンカメラで撮影したものを使用していただきました。
また競馬の月刊誌サラブレの11月号で初めて表紙に使用していただきました。(オールカマーのゴールドアクター)
あと来年の優駿卓上カレンダーもですね。

今年から写真のクレジット表記がある場合には日本国内でも『Kaz Ishida(カズ石田)』としていただくようにお願いしています。と、いいますのも海外でのクレジット表記では既にそのようになっておりまして、それなら日本国内のものもそれでお願いしようということにしました。
実際に海外に出ると『Kaz(カズ)』というほうが彼らにとって呼びやすいようで、それが定着している感があります。


あと秋には悲しい報せもありました。アメリカの南カリフォルニアを拠点にしていたカメラマンのビルが亡くなりました。
ビルはサンタアニタ、デルマーでよく会っていて大変親切にしてくれました。今年の夏のデルマーで「BCで会おう」と約束していたのですが、それを果たすことができませんでした。「ユタカ(武豊騎手)が(ヌーヴォレコルトの騎乗で)秋にサンタアニタに行くよ」と伝えたら、すごく楽しみにしている様子だったことも忘れられません。
ビルのことに関してはまだ気持ちの整理がついていないところもあるのですが、私の今後のさらなる飛躍が彼にとって最高の手向けになると信じています。


来年もこれまでのように少しずつ積み重ねていきます。
そしていつもと変わらないことを書いてしまうのですが、今の自分を生かしている境遇や環境、巡り合わせのようなものなどに感謝することを忘れずにやっていきます。

それでは皆様、よいお年を
Kaz

2014年 夏のデルマー競馬場での私
ビル撮影 今も大変お気に入りの1枚です
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本年もご愛顧、誠にありがとうございました。
新年もまたよろしくお願いします。
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2016年12月27日火曜日

2016年のJRA全日程が終了しました

一昨日の有馬記念が開催された日で本年の日本中央競馬会(JRA)の全日程が終了しました。
G1競走は29日に大井競馬場でおこなわれる東京大賞典が本年最後のG1になります。

誘導馬たち
2016.12.25 千葉県船橋市 中山競馬場にて

今年は国内ではG1競走でなければ中山や東京の開催時に関西に行くことはありませんでしたが、海外には何度か足を運びました。
それと秋から関西への移動で飛行機を利用するようになりましたので、随分とたくさん飛行機に乗ったなという印象があります。でもこれを繰り返すとそれほどでもないと感じるようになっていくことでしょうね。
と、今年を振り返ろうと思うのですが、まだそのようにするわけにはいかないです。


今日は今年最後の火曜日です。今年最後のメルマガを発行しました。
今年はアメリカにいた間もきちんと日本時間の火曜日に読者の皆様のもとにお届けすることができました。
今年のBCのオフィシャルカメラマンも誇りに思うのですが、この発行日にしっかりと発行したことも同じくらい大きな誇りです。

競馬の予想は一切しないのですが海外へ実際に行って、特にアメリカで感じたことを書き、稀に脱線することもありますが、馬のことなども書いております。なので競馬ファンの方が読むと結果的に予想がより楽しいものになることもたくさん書いています。
またその中に実際に馬と接して扱った経験を基に書いていることも多々あります。その意味で馬は現在でも私の素晴らしい先生のような存在でもあります。馬が好きでもギャンブルが苦手という方が読んでも楽しめる内容という自負もあります。

そして何より購読し続けてくださる読者の皆様の存在がこのメルマガを執筆し、発行する最大の励みになっています。
この場を借りて本年もご愛顧に、心からの感謝をお伝えします。

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2016年12月20日火曜日

全日本2歳優駿 勝ち馬 リエノテソーロ

先週の水曜日の川崎競馬場でおこなわれた2歳馬の交流重賞、全日本2歳優駿(Jpn1)ではJRA美浦所属の牝馬リエノテソーロが勝利をあげました。

彼女はアメリカ産馬で父のスパイツタウン(Speightstown、父はゴーンウエスト(Gone West))もアメリカ産で、スパイツタウンは2004年のBCスプリントを含む重賞を4勝、主に6ハロンや7ハロンのダートの短距離のレースで活躍していました。
リエノテソーロには父の素晴らしかったスピードもきっと受け継がれたのでしょう。

メディアの報道によると来年の春はドバイ、もしくは日本の桜花賞を目指すということのようです。
彼女の関係者がいずれを選ぶにせよ、とにかくまずは今後とも無事に過ごしてもらいたいものです。

リエノテソーロ 全日本2歳優駿 吉田隼人騎手騎乗
2016.12.16 神奈川県川崎市 川崎競馬場にて

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今週号から香港国際競走編が始まります。
もちろん今週もここでは書けないこともたくさん書いております。
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2016年12月13日火曜日

香港から戻りました

昨日の早朝に香港から日本に戻りました。

香港の競馬場でのリモコンカメラによる撮影は今までの中で一番うまくいきました。
ただゴール前で勝ち馬の判断を誤ってしまう場面もあり、その点は今後に活かさねばいけません。
そして私は今年、ブリーダーズカップの公式カメラマンになりました。アメリカから帰国してからつまらないモノは絶対に撮ってはいかんという思いが以前と比べ、はるかに強くなっている自分自身を感じます。
かと言っても急に大きく前進はできないこともわかっています。これまでのように少しずつ積み重ねていきます。


香港に行くと私はスターフェリーという船に必ず乗ります。
風情があって船からの景色も素晴らしく、私の香港でのお気に入りです。
そして今週末は土曜日は中山競馬場ですが、日曜日は阪神競馬場です。つまりまた飛行機に乗ります。
今年の、特に10月以降に何度飛行機に乗ったのかを数えるのが怖くなります(笑)
何はともあれ今まで以上にいいものを撮ります。

香港のスターフェリーから見る夜景
素晴らしいですね〜♪


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今週号でブリーダーズカップ編が終了します。
次週から香港編が始まります。
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2016年12月6日火曜日

明日から香港です

明日の朝、日本を発って香港に向かいます。


ちなみに私、アメリカの競馬場にいると「コンニチワ」とか「アリガトー」と話しかけられることがあります。
日本人ですからそのようにされてやはり嬉しくないわけがありません。

そんな経験があるから、英語以外でもごく簡単な言葉はなるべく憶えてその人の母国語で話しかけるようにしています。香港ですと「ネイホウ(こんにちは)」、「ドズエ(ありがとう)」、この2つさえ知っておけば大丈夫です。

夜の香港の街
香港の人たちは夜遅い時間も、とっても元気です♪


ちなみに明日の夜はハッピーバレー競馬場で国際騎手招待レースがおこなわれます。
日本拠点では戸崎圭太騎手、ミルコ・デムーロ騎手が参戦しますが、アメリカからはフローレント・ジェロー騎手が行きます。
フローレントはフランス出身で主に中東部地区で騎乗しており日本ではほとんど名を知られていませんが、BCレースを3勝、昨年はザピッツァマンでアーリントンミリオンを、今年はアーリントンミリオンデーの1日のうち5つの重賞レースの4つを一人で勝ちました。
現在のところ北米の騎手リーディング5位(獲得賞金順)、ここ一番に強い騎手です。

そのフローレントとは昨年の暮れは香港でも会いました。明日はサンタアニタ以来の再会を楽しみにしています。


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2016年11月29日火曜日

今週末は中京競馬場です

今週末は土日ともに中京競馬場です。あの暑かった夏の開催以来になります。

名古屋というか愛知県には親族がいることもあり、名鉄電車などにも子供のころから馴染みがあります。
ただあのパノラマカーのミュージックホーンがあそこまで有名になり、競馬場の名鉄杯のファンファーレになってしまうなんて子供のころには想像ができませんでしたね(笑)


先月はサンタアニタ、京都と動きましたが、今月も先月ほどではないにせよ動きます。
今週末の中京開催が終わったら次は香港に行きます。
香港の国際競走には日本調教馬がたくさん出走しますね。日本人として喜ばしいことです。またアメリカ調教馬も先月のBCターフスプリント(勝ち馬オビアスリー(Obviously))で3着だったピュアセンセーションが香港スプリントに出走予定です。
こちらも楽しみですが、まずは今週末の中京開催に集中です。

2015.12.6 愛知県豊明市 中京競馬場にて

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偶に無料の号外を発行することもあります。
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2016年11月26日土曜日

2017 優駿卓上カレンダー

本日発売となった『2017年 優駿卓上カレンダー』に、私が撮影したものを初めて使用していただきました。フェブラリーステークスのモーニンのものです。
昨年は香港ジョッキークラブのカレンダーに使っていただきましたが、今年は日本のカレンダーに初めて使っていただきました。
カメラマンとして大変喜ばしいことです。月並みですが次の目標はまた一つ、撮影したものを使っていただくことです。


ちなみに私が撮影したこのフェブラリーSでは、勝ち馬モーニンの鞍上のミルコ・デムーロ騎手の歓喜の叫び声が撮影しながらはっきりと聞こえてきました。
ダートの重賞競走では私のような取材許可証を預かっているカメラマンはダートコースの外ラチ沿いに立ち入ることが可能です。芝コースと異なってスタンドのお客さんがすぐそばにいる状況ではないのです。
つまりお客さんの歓声が芝のレースよりも小さく聞こえるのです。
そのせいでしょうか、G1競走の大きな歓声の中でも騎手の歓喜の叫び声がダートの競走ですと聞こえやすいように感じます。


と、撮影の裏話的(これって裏話になるのかな?)なものも書きましたが卓上カレンダー、ぜひお買い求め下さい。
(こちらはターフィー通販クラブのリンクです)

競馬場などのグッズ売り場でも販売しております
ぜひおひとつどうぞ



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2016年11月15日火曜日

変わるもの、変わらないもの

先週末は土日ともに京都競馬場でした。
今年の秋からは関西への行き帰りは早期予約割引の航空券を利用することにしました。以前と比べて効率を重視するようになったと自分でも感じます。

それでも土曜日の夜に泊まるところはいつもの場所、夕食もいつも食べる場所で落ち着きました。
もしも万が一、ビル・ゲイツみたいな大金持ちになってしまったとしても、私は京都だったら同じところを選んでしまうのだろうなと思います。そして飛行機も値段の高い席をわざわざ使うなんてせずに早割のエコノミーで済ましてしまうことでしょうね。

久しぶりのフィッシュアンドチップス、おいしかった〜♪


日曜日の朝は京都競馬場に行く前に糺ノ森と下鴨神社を散歩しました。

高野川(左)、糺ノ森(右上)と下鴨神社(右下)
Instagramもやってます。ぜひフォローしてください
日が昇ってそれほど時間が経っていない時間に、このあたりの散歩は大変快適です。
それと私はもし京都へ観光に行くのなら、四条や八条などあたりよりも出町柳あたりや上賀茂神社、大原あたりをお勧めしています。
というのも自然が豊かなのですよね。このあたりは個人の嗜好が左右されるのでしょうけれど、このあたりはいると生き返るような気分にさせてくれます。

今週末は土曜日は東京競馬場で日曜日はまた京都競馬場です。
また普段と同じことを書いてしまいますが、少しずつ積み重ねをしていくだけです。

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2016年11月8日火曜日

ブリーダーズカップ公式カメラマン

本日の夕方、日本に到着しました。

今回のブリーダーズカップは公式カメラマンとして初の参加となりました。
おそらく日本人として、私が初めての人間になったのではと思います。夏のデルマー開催のメディア投票といい、今年はアメリカで日本人初というものに何かと縁がある年と感じます。

私が公式カメラマンになった経緯は、私が仕事をしているアメリカ合衆国のエクリプススポーツワイヤが今回から公式カメラマンに選ばれて、そして私もそれになったのです。
エクリプススポーツワイヤにも感謝しています。
今後はその経歴に恥じぬよう、さらなる飛躍をします。

さて、今週末からは日本の競馬場になるのですが、年内の日本では大井競馬場での東京大賞典まで毎週必ずG1競走がおこなわれます。

まず今週末は京都競馬場です。久しぶりに土日の京都ということで、京都だといつも泊まるところ、飲むときはいつも飲みに行くところに行くのも楽しみです。
そして私は飛行機を今年で何度乗ることになるのでしょうかね?正直に申し上げますと数えるのが怖いです(笑)




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2016年11月5日土曜日

BCフィリーアンドメアターフの見どころ

日本からヌーヴォレコルトも参戦して日本中央競馬会(JRA)も馬券を販売するということで日本のファンからも大きな注目が集まる、BC(ブリーダーズカップ)フィリーアンドメアターフです。
現在アメリカ合衆国のサンタアニタパーク競馬場にいる私が、可能な範囲の中でですが特にアメリカ調教馬を簡単に紹介してみようと思います。

アメリカ競馬は大雑把に西と東に分かれていてサンタアニタは『西』に分類されていまして、よく『西海岸地区』と呼ばれています。
東から西へは飛行機でだいたい5時間くらいかけて移動します。馬は基本的に環境の変化に弱い動物です。
国内の大きな移動の有無や移動してからのレースの実績なども書いてみました。

また騎手の名前も見ても武豊騎手をはじめ、一度は聞いたことがある名前が大変多くてさすが国際レースと思わずにいられません。
そこで今回はメキメキと頭角を現しているのだけれど、日本のファンの皆様の間ではまだあまり馴染みがない騎手のことも少し書いてみます。


ただ写真は『HORSE PHOTOGRAPH』というタイトルに反して掲載しません。
理由は簡単です。単純にそれをする時間を割けないからです。


  • レディイーライ(Lady Eli)
チャド・ブラウン厩舎所属の4歳馬で、デビュー戦から昨年7月のG1ベルモントオークスまで6連勝をしました。その後1年間レースから遠ざかり、8月のサラトガでの復帰戦のG2では2着に敗れましたが、先日のG1フラワーボウルSでは勝利を挙げて通算8戦7勝としました。
西海岸では一昨年のサンタアニタのBCジュヴェナイルフィリーズターフを制しています。なので遠征に弱いことはないと推測されます。

  • シーカリシ(Sea Calisi)
レディイーライと同厩舎の4歳馬で、この馬は今年欧州からアメリカに移籍しました。
移籍後の成績はアーリントンでのG1ビヴァリーDを含む3戦2勝2着1回3着1回と堅実な成績を挙げ続けています。前走2着だったG1フラワーボウルSの勝ち馬はレディイーライでした。
西海岸の経験はありませんが、これまでの成績を見るとアメリカの水はこの馬に合っていると思われます。
鞍上のフランス出身フローレント・ジェロー騎手は日本ではまだ名を知られていませんが、今年の夏のアーリントンミリオンデーで1日の5つのうちの4つの重賞レースを勝ちました。また昨年のBCではこの馬の他にもモンゴリアンサタデーでスプリントを勝っています。ここ一番での強さが魅力です。
騎手で選んで馬券を買っている人ならば、是非押さえておきたい馬ではないでしょうか。

  • キャッチアグリンパス(Catch a Glimpse)
マーク・カッセ厩舎所属の3歳馬で、ダート戦でデビューして2戦目の芝で初勝利を挙げた後、約1年間すべて芝のレースで8連勝した3歳馬です。その中には昨年のキーンランドでのBCジュヴェナイルフィリーズターフも含まれています。
8月のサラトガ競馬場のG2で芝のレースで初めて敗れ、その後のG1クイーンエリザベス2世チャレンジ杯で7着となって成績は下降気味です。ただレディイーライとのBCジュヴェナイルフィリーズターフ勝ち馬同士の直接対決は注目です。
なお西海岸は初めてです。

  • アルズギャル(Al's Gal)
マイケル・メイカー厩舎所属の5歳馬で、前走のEPテイラーSで初めての重賞、そしてG1制覇を成し遂げました。
またアーリントンでのビヴァリーDではシーカリシの2着でした。デビュー戦こそ10着でしたがそれ以降24戦続けてすべて5着以内と安定した成績を残しています。
西海岸は初めてですが、これまでも中東部地区の様々な競馬場で走り続けて堅実な成績を残してきました。今回はどうでしょうか。

  • アヴェンジ(Avenge)
リチャード・マンデラ厩舎所属の4歳馬で、夏のデルマーのG2ジョンシーメイビーSで初の重賞勝利、そして10月のロデオドライヴSで初のG1勝ちを挙げました。
西海岸を拠点とするこの馬は、遠征がないところも大きなアドバンテージになるのかもしれません。
また鞍上のフランス出身の24歳、フラヴィエン・プラット騎手(JRAの発表では『プラ』という表記になっていますが、競馬場の実況では英語読みで『プラット』に聞こえます)はアメリカ西海岸を拠点とし、昨年の夏のデルマー開催では人気薄の馬に騎乗して波乱を起こし続けてきて今年の夏のデルマー開催では西海岸の不動のリーディング、ラファエル・ベハラーノ騎手と同一勝利数のリーディングになりました。
騎手で選んで馬券を買っている人ならば、是非押さえておきたい馬ではないでしょうか。

  • センチエロイタリア(Sentiero Italia)
ウィリアム・モット厩舎所属の4歳馬で今年の春にG1一つを含む重賞連勝をし、秋初戦のキーンランドのG1ファーストレディSは3着でした。
この馬は今回初めての西海岸となりますが、その克服が好走のカギを握っているのではないでしょうか。

  • ジペッサ(Zipessa)
マイケル・スティッドハム厩舎所属の4歳馬で、重賞実績は今年の7月のG3を1勝のみですがG1でビヴァリーDSで3着、ロデオドライヴSで2着と続いています。
ロデオドライヴSはサンタアニタでした。この馬にとってサンタアニタがマイナスになる可能性は低いと考えられます。



ちなみにヌーヴォレコルトは香港Cでエイシンヒカリの2着となっているように、海外の競馬場にも比較的対応できると想像できます。
サンタアニタのあるカリフォルニア州は季節の変わり目の大雨以外はほとんど雨を見ることがない場所です。ただ現地の人の話を聞くと11月初旬は年によっては降る場合もあるようです。
今年の春の香港でのQEIICのときのような大雨になって極端な馬場の悪化にならないことを、日本人としては祈りたいものです。

またBCの芝のレースでは、現地のオッズですと欧州調教馬に人気が集まる傾向があります。おそらくアイルランドオークス馬セヴンスヘヴンなどに人気が集まるのではないでしょうか。

南米からの移籍初戦のライアンズチャーム(ラファエル・ベハラーノ騎手騎乗)を書かなかったりして、予想としては不完全極まりないものになりました。
いや、予想は最初から目的なのではなくて、こんな馬や騎手がいるのだと知っていただければうれしいですね。



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2016年11月1日火曜日

サンタアニタパーク競馬場に戻りました

東京競馬場での天皇賞・秋が終わった次の日に日本を離れて、ブリーダーズカップのために現在アメリカのサンタアニタパーク競馬場に来ています。
サンタアニタは2年前の秋に来たのが最後ですが、人生で初めてクレデンシャル(取材許可証)を預かって撮影をした競馬場でもあります。
特に西海岸地区の競馬場は私にとって馴染みのある場所です。そして西海岸地区でも毎年行くたびにその奥深さを感じます。

こちらでも厩舎関係者などをはじめとする方たちに、少しずつ覚えてもらってきています。発音が決して綺麗ではない英語を話すアジア人ということが却って幸いしているのでしょうか、それで余計に覚えてもらいやすいという実感はあります。


ブリーダーズカップのメインイベントのクラシックは今年も見所が満点です。
一昨年の北米二冠馬にして年度代表馬で、今年もドバイワールドカップやパシフィッククラシックを制して現在ワールドベストホースランキングで首位のカリフォルニアクロームと、今年のトラヴァーズステークスを13馬身差のレコードタイムで制して同ランキング2位の3歳馬のアローゲートが激突します。
また現時点では伏兵とみられている馬たちも含めてどのようなレースを見せてくれるのだろうか、大いに注目です。

またフィリーアンドメアターフには日本からオークス馬ヌーヴォレコルトが参戦します。
こちらも日本人として楽しみにしています。


日の出のサンタアニタパーク競馬場
2013.3.25 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 アーケイディアにて


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2016年10月25日火曜日

飛行機とぢんとら

先週末も日曜日は京都競馬場でした。
この秋から関西の競馬場への移動には飛行機を利用しています。羽田から伊丹までなのですが、幸いながら自宅の玄関を出てから空港の保安検査場まで1時間もかからないのもありまして、大変スムーズに移動できている感覚があります。

私の場合はスケジュールというかレースの日程がすでに決まっているからこそ、早期予約による割引の恩恵を受けることができています。
競馬ファンの方ですとご自身の仕事のスケジュールがまだつかめなかったり、または贔屓や出資されている馬の出走レースがそんなに早くわかるわけがないですので、航空券のいわゆる早割を利用するのは難しいのではと思います。

また私の場合は自宅から空港までのアクセスが比較的、容易なことも大きいと感じます。
そして何よりもこの数年間で飛行機に乗ることを否が応でも慣れてしまいました。それが一番大きいかもしれません。
以前は長距離バスでしたが、もっとよりいい仕事したいから飛行機を自然と選んでいました。でもいい仕事するのに、前の東京都都知事みたいにファーストクラスは必要ないですね(笑)

伊丹空港で
羽田ー大阪間はサンディエゴーロサンゼルス間みたいにあっという間です


先週はレースが終わったら京都の四条烏丸の錦商店街にあるぢんとらで七味唐辛子を購入しました。
私は京都府出身でして、子供の頃には錦商店街やぢんとらにも行っていた記憶があります。ただ体が大きくなってから久しぶりに錦商店街へ行ってみると「こんなに狭くて小さかったかな?」と思ってしまったものです。
子供のときの感覚って随分違うものだとも思いました。
そしてぢんとらには今は七味唐辛子ソフトクリームも販売しています。先日は食べたくなって思わず購入してしまいました(笑)でも購入して食べてよかったと思えました。

七味唐辛子とバニラのミックスです♪

今週末は土日とも東京競馬場です。秋の天皇賞は3年前に撮影したのが最後で、春の天皇賞も含めると2年前の春が最後になっています。
私にとって久しぶりの天皇賞もしっかりとやっていきます。そしてその天皇賞の翌日にはサンタアニタに向かって出発します。


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2016年10月18日火曜日

久しぶりの京都競馬場

先週の秋華賞が開催された日曜日は久しぶりの京都競馬場でした。
秋の京都競馬場は天気がいいと大変快適に過ごせます。そして関西を拠点とするカメラマンたちとの再会も良い時間となります。

次週も私のほうは土曜日は東京競馬場、日曜日は菊花賞のため京都競馬場での撮影となります。
菊花賞は日本ダービー2,3着馬のサトノダイヤモンド、ディーマジェスティがそれぞれ出走予定で有力視されています。それを頭に置きながらも他の馬がやってくるという可能性も常に考慮して撮影に臨みます。
馬って生き物ですので、良くも悪くも簡単にこちらの予想や思惑を裏切ります。なので実はどのレースでも心構えに変わりはないのです。しかし私の場合は実際に馬と接したことで馬の怖さも痛さも納得して知ることができ、そこは大変良かったと考えております。

2016.10.16 京都府京都市 京都競馬場にて
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2016年10月11日火曜日

引退馬との再会

先週のことですが引退馬、といいましても競走馬ではなく障がい者乗馬の世界で働いていた馬に会いに行きました。

ジョーという名前のアメリカ生まれのクォーターホースなのですが、初めて会ったときは真っ黒の馬体でした。

かなり白髪が増えました
現在26歳ということもあってさすがに白髪も増え、若かったころのたくましい筋肉もすっかり落ちてお腹ばかり立派に成長しました(笑)

私が会うまでは昨年の夏に亡くなった、とある世界的な金型製造企業の創業者で会長でもあった方が所有されていたのですが、ご自身の多忙が理由で手放すことになって当時私が参加していた会に寄付してくださったのでした。

私が馬のことで偉そうに書いたり語ったりすることができるのは、このジョーから学んだこともすごく多いです。
またその方がモンゴルに何度も連れてってくださったこともあり、私にとってジョーは馬の性格や性質を学んだだけでないという存在にもなっています。


訪れた日、養老先の方のご厚意で厩舎の外に連れて行くことができました。

厩舎のエリアを今にも走り出しそうな勢いで、私を引っ張るように出て行きました。現役時代にその元気さを出してくれよと、一方であれじゃ子供たちをとてもじゃないけど乗せられないな、と思えるほどでした(笑)

しばらくすると道草があり、それを一心不乱に食べ続けました。
私がもうそろそろ次の地点に向かったほうがいいと思って「歩こう」と促しても、とにかく草を食べ続けるのです。

おじいちゃん、いつまで食べてるんですかー?
次、行きましょうよー

そして道路の上で寝転ぼうとする仕草をしたのでそれはさすがにやめさせましたが、以前と比べてワガママを随分とするようになりました。
現役時代は我慢強さが彼の最大の特長の一つでもあったのですが、そんなものは現在ではひとかけらも感じません(笑)

そして馬房に戻す前に手入れをしたのですが、鬣も随分と少なくなりました。でも他の馬に対してキツいところは相変わらずという話も、今彼がいるスタッフの方からお聞きしました。


散歩もご飯も終わったし満足じゃのう〜、ワシは

変わったところは変わり、変わらないところは相変わらずでした。
私はこのジョーの養老金のごく一部ですが支払っています。でもいつまで支払い続けなければならないのだろうかと、心配してしまうほど元気でした(笑)


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2016年10月4日火曜日

中山開催終了

先週末で秋の中山開催が終了し、日本中央競馬会の関東地方は約二か月間の東京開催が始まります。関西の京都競馬場ではG1競走がその二か月の間に4つおこなわれます。私もそれに合わせて京都に行きます。

スプリンターズステークスはレッドファルクスが制しました。夏の中京競馬場でのCBC賞では、ゴール前まで残りわずかでさらに加速したような素晴らしい末脚で制しましたが、それをG1の大舞台でも繰り出して勝利を挙げたのですから凄い馬です。
また今年からスプリンターズステークスの勝ち馬にはブリーダーズカップターフスプリントへの優先出走権が与えられます。
ブリーダーズカップ公式ホームページを見てみる限りレッドファルクスの出走はなさそうですが、来年以降は日本調教馬の参戦があるといいなと思わずにいられません。


そして日本中央競馬会が凱旋門賞で初めて海外のレースの馬券を発売しました。
凱旋門賞には日本ダービー馬のマカヒキの参戦もあり、話題性も申し分なしの馬券販売になったと思われます。マカヒキに関しては残念な結果でしたが、まずはどうか無事に戻ってきて態勢を立て直してから再び競馬を盛り上げてくれたらと願います。
馬は環境の変化に対して、私たち人間が想像するよりもはるかに弱い動物のように感じます。なので前哨戦のニエル賞を勝ったことだけでも実はかなり凄いことです。

JRAのウェブサイトによると現在のところ、次回の海外レースの馬券発売は未定となっているようですが、来月アメリカのサンタアニタパーク競馬場でおこなわれるブリーダーズカップフィリーアンドメアターフが対象レースになればと願います。それには日本調教馬のヌーヴォレコルトの参戦も予定されています。
私としても日本の競馬ファンの人たちがそれをとおしてアメリカ競馬への理解を深めるきっかけになってくれたら大変うれしく思います。


秋空の下の誘導馬たち
2016.10.2 千葉県船橋市 中山競馬場にて


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2016年9月27日火曜日

無敗の牝馬ソングバード

先週の現地時間の土曜日、アメリカのペンシルヴァニア州のパークス競馬場にておこなわれた3歳牝馬のG1コティリオンステークス(ダート 1 1/16 マイル)を、ソングバードが制しました。
メダリアドロー産駒の彼女はこれで、昨年の夏にデルマーでデビューしてから11連勝となりました。彼女は現在、世界最高の牝馬のうちの1頭であることに間違いはないでしょう。

そんな彼女は今年の夏、サラトガ競馬場のアラバマステークスを勝った後はデルマー競馬場に滞在していました。彼女の所属するジェリー・ホレンドファー厩舎は西海岸地区が拠点なのです。
私もサラトガから戻ってきた彼女の厩舎を何度も訪問しました。
たいてい毎日、コースで馬が運動ができるようになる時間になったらすぐ出てきて、午後に厩舎の周りを歩くのが彼女の日課になっていました。
そして朝の運動のクールダウンが終わって馬房に戻ると、主戦のマイク・スミス騎手が厩舎に顔を出して人参を与えていたときもありました。
私もかつて障がい者乗馬の活動で使っていた馬の厩舎に、何もすることがなくても馬の顔を見るためだけによく行っていたものでした。自分の担当馬でも所有馬でもないのに、そしてお金が入るとか何かメリットになるなんてことはまったくなく、いわば時間の無駄遣いと言われても仕方ないのですが、なぜか行ってしまうのです。
理由も説明できないのですか、本当になぜか行ってしまうのです。不思議なものです。

ソングバードは何と言っても美しい馬体が大変特徴的で、競馬の好きな人でもそうでもない人も一度見ると忘れられないのではないでしょうかね。それほど美しいです。
今年のサンタアニタ競馬場でのブリーダーズカップには日本のヌーヴォレコルトも参戦しますので、日本からファンの方も中には行く人がいるかもしれません。もし行かれた際にはBCディスタフのソングバードにも是非注目していただけたらと思います。



厩舎でのソングバード
怪物牝馬と呼ばれる彼女もレースを離れるとこのような可愛らしい一面も見せます
2016.8.26 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場にて

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2016年9月21日水曜日

日本

日本に戻ってから2週間が経ちました。
帰国してからしばらくは自宅の洗面台の低さに戸惑いましたが、しばらくするとすぐに慣れました。
食事もあちらにいる間は日本食を食べたい気はまったく起きなかったのですが、戻ってきてしばらくすると食事のときは日本食を食べたいと思うようになります。
寝泊まりするにしても食事にしても少し時間があると慣れることができる自分の性格、体質みたいなものは、海外に行くときには特に便利ですしありがたいと思っております。


先週書いたもの関係ですが、カリフォルニアクロームがパシフィッククラシックの勝利でワールドベストホースランキングで再び1位に返り咲きました。
暫定トップだったのがエイシンヒカリでしたので日本調教馬が首位から陥落となったのですが、私はアメリカ競馬も日本と同じくらい思い入れがあります。
私にしてみれば日本調教馬が首位と同じくらい嬉しいことです。


そんな私も来月の初めまでは海外どころか国内でも関東地方に留まります。
今年は日本からダービー馬のマカヒキが参戦する欧州での凱旋門賞ですが、今年も私は行きません。欧州へは観光でも一度も行ったことがありません。そしてまだしばらくは行く機会はないとも思っています。
なので凱旋門賞は憧れですね。数年前までデルマーのクレメントLハーシュステークスの撮影を夢見ていたのとは少々違う感覚なのですが、それでもいつか行く機会があれば一度行ってみたいものですね。

日本の誘導馬もいいですね♪
2016.9.10 中山競馬場にて

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2016年9月13日火曜日

日本人初のデルマー競馬場でのメディア投票

タイトルに書いてある『日本人初』というのはおそらくです。
いまのところ誰も名乗りを上げていないようですので、日本人初だということにほぼ間違いないと思っています。


先日ツイッターにも投稿しましたが『2016 Horse of the Meeting(開催優秀馬)』というものに、メディアの人間の一人として投票しました。
私自身、メディアの人間の一人としてこのようなものに投票したことが初めてでした。

日本でも年度代表馬などを決めるJRA賞などはありますが、カメラマンにはそれらの投票権はないと思います。少なくとも私は取材許可証を保持しているカメラマンが投票したという話を聞いたことがありません。
『ところ変われば』とは言いますが、アメリカ合衆国の競馬場では私みたいにカメラマンにも投票をする機会が与えられます。
アメリカと日本ではそもそも競馬の成り立ちも異なりますし、アメリカでいいのだから日本でもやれという脊髄反射的に申し上げたいとは思いません。もちろん投票権を与えられたカメラマンがその責務を果たせることが立証できてそれがファンの皆様が得心できるものでしたら『有り』だと思います。


実際に投票をした経験を少し書きますと、私の一票ですべてが決定するなんてことがないと分かりながらも、かなり真剣になって選びました。
しかしながら負担感はまったくなく、心地よく責務を果たすことができました。
日本人の私にも機会をくれた、メディア投票では国籍などまったく関係ないと判断してくれたデルマー競馬場の懐の深さにも感謝です。

今回はおそらく日本人初、だろうという些細な出来事でしたが、このようなことも積み重ねていきながら少しずつ、しかしながら気がついたらできることを大きく、そしてたくさん増やしていきたいですね。


ちなみに私は先週末から日本の競馬場に復帰して、中山競馬場のほうに行っています。
日本も大変素晴らしい国ですし、日本の競馬場も大変素晴らしいです。しかし。。。デルマーと比べたらあまりにも蒸し暑いですね。。。
こればかりは本格的な秋が来るまで我慢して待つしかありませんね(笑)

パシフィッククラシックを勝ったカリフォルニアクロームと
ラウル・ロドリゲス厩務員とヴィクター・エスピノーザ騎手
2016.8.20 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー競馬場にて




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2016年9月6日火曜日

帰国します

本日(9月5日、アメリカは祝日です)で夏のデルマー開催が終了しました。
アメリカ西海岸時間の明日、ここを発ちます。

デルマーは今年の夏で3度目になりましたが、朝の競馬場にも行ったのは今回が初めてでした。
その中ではこれまで以上に深くなった交流、新たにできた交流も生まれました。
厩舎に行くのにも当然一人で、そして決して流暢でない英語で尋ねたり伝えたりします。でも私の運がいいのか、なおざりに扱われることなくたくさんの人が親切に対応してくれました。

3年も続けてこうして夏のデルマー開催に来られた環境や境遇には、とにかく感謝しかありません。結局いつも書いていることになってしまいました。
もちろん来年の夏もまた来ます。

また帰国後はしばらく日本ですが、11月のサンタアニタ競馬場でおこなわれるブリーダーズカップのために、また少しの間だけ戻ります。
それまで日本でもまたしっかりとやり続けます。
こちらでは世界でもトップクラスの『大物』と呼ばれる馬や人たちともたくさん接してきました。だからこそ日本に戻ってからそ変な勘違いはせず、しかしながらそれは誇りにしながらやっていきます。

また来年!



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書いている本人が言うのも何ですが、良質な内容です。

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2016年8月30日火曜日

デルマー競馬場すぐ近くの海

私はまだ1週間こちらに滞在します。
デルマー競馬場は日本の函館競馬場同様に海が見える競馬場として知られています。
ただ単純な距離ですとデルマーのほうがはるかに海に近いですね。
競馬場で「今日は彼、どうしたの?」と聞くと「サーフィンに行った」なんて答えが返ってくるほどです。

競馬の開催日でないときに、時間があるときには私も海岸に行きます。
と、いいましてもデルマーは水曜日から日曜日までの開催で、9月5日の夏の開催最終日は日本でいう勤労感謝の日みたいな祝日でその日ももちろんあります。

こちらは湿度も低くて雨も降らなくて快適ですね。
日本に戻る意欲が失せてしまいそうです(笑)

あと一週間、いつもどおりしっかりとやっていきます。

ビーチ、最高です!今週はメルマガ『ウマチカ』も定期号はお休みです。
イメージに合ってますね(笑)


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2016年8月23日火曜日

デルマー競馬場でのJRA

先日カリフォルニアクロームが圧勝したG1パシフィッククラシックがおこなわれたデルマー競馬場にて、その同じ日にJRAとデルマー競馬場の交換競走のG2デルマーハンディキャップがおこなわれました。

そのレースの前にはJRAの簡単な紹介映像も流れたのですがJRAのロゴが映し出されたとき、ああ自分は日本人なのだな、日本で生まれた日本人でよかったなとしみじみと思いました。
日本っていいな、JRAっていいな、って。
私は近年アメリカ合衆国以外の海外の競馬場でも撮影する機会が増えてまいりましたが、今回の件は日本調教馬の海外での活躍ともまた違うものがありました。

あと2週間、デルマーに滞在します。
まずはこちらでもしっかりとやってまいります。

2016.8.20 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー デルマー競馬場にて


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2016年8月17日水曜日

アーリントンパーク国際競馬場

先週末はアーリントンパーク国際競馬場でした。

土曜日はアーリントンミリオンをはじめ、一日に重賞競走が5つおこなわれました。
今年は驚くことになんと、そのうちの4つのレースを一人の騎手が制してしまったのです。
フローレント・ジェロー騎手がアーリントンミリオンを除く4つのレース(そのうちの1着は1位入線馬の降着による繰り上がり)で勝利を挙げました。

フランス出身の彼は昨年はザピッツァマンでアーリントンミリオンを制しています。ミリオンデー(アーリントンミリオン開催日)の5つの重賞をたったこの2年ですべてを勝っていることになります。
日本ではまだ無名の存在である感がありますが、ここ数年はブリーダーズカップのレースを勝っていたりと、着実に実績を積み重ねてきています。
他にも将来がとても楽しみな若い騎手はアメリカにいますが、フローレント・ジェロー騎手の名前も覚えておいて損はないですよ。

あとアメリカの競馬は騎手が着用する勝負服のデザインが、とても多用です。
日曜日には背中の部分が大変おもしろいデザインになっていたものを見かけました。もし実際にアメリカの競馬場に足を運んだときは、勝負服にも注目してみるといいかもしれませんね。

背中の部分のデザインがおもしろいですね
2016.8.14 アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンハイツ
アーリントンパーク国際競馬場にて

今週から9月のはじめ、日本の秋競馬が始まる前まで私はデルマー競馬場のほうになります。
土曜日のパシフィッククラシックが、昨年の覇者ビーホルダーにカリフォルニアクロームをはじめ有力馬がたくさん出走予定です。こちらでは大変注目されています。
それも含めてデルマー競馬場でのレースも楽しみにしています。


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2016年8月9日火曜日

今年の夏もアメリカです

今週末からしばらくアメリカ合衆国のほうに行ってまいります。


まずはイリノイ州シカゴ近郊にある、アーリントンパーク国際競馬場です。
今週の土曜日(日本時間の日曜早朝あたり)にはG1アーリントンミリオンをはじめ、他にも3歳馬限定G1セクレタリアトステークス、牝馬限定G1ビヴァリーDステークス、なんと他にもG3レースが2つも予定されています。

アーリントンはメイントラックがオールウェザーコースなのですが、この日の重賞レースはすべて内側の芝コースでおこなわれます。
また芝コースのレースということで各レースには国外、欧州からの参戦が目立ちます。特にアイルランドのエイダン・オブライエン厩舎からは毎年必ずといってもいいくらい参戦があり、昨年もセクレタリアトSではハイランドリール(キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど勝利)が勝利を挙げました。
また馬のみならず欧州を拠点としている騎手の参戦もあります。
アーリントン競馬場が一年で最も国際色が豊かになる日です。

アーリントン競馬場の特色といえば、行ったことがある人は誰もが口を揃えて言う『綺麗』なところです。
かなり以前に日本のオグリキャップがアーリントンミリオンに参戦する話がありましたが結局は取りやめたことがありました。30年を超える歴史のあるレースですが、現在のところ、まだ日本からの参戦はありません。
近い将来、日本調教馬の参戦が見れたらいいなとは願っています。

2015.8.16 競馬場の装鞍所
アメリカ合衆国 イリノイ州 アーリントンハイツ アーリントンパーク国際競馬場にて


そしてアーリントンミリオンが終了する翌々日には西海岸のサンディエゴに移動します。
20日の土曜日(日本時間日曜早朝)は西海岸の夏の大一番、G1パシフィッククラシックがおこなわれます。
ここには一昨年の北米年度代表馬で今年のドバイワールドカップも勝ったカリフォルニアクロームが参戦します。最大のライバルと目されている牝馬のビーホルダーが参戦するかどうかまだ決定でないのですが、もし参戦となれば全米で今年最大の注目レースになることでしょう。
昨年はアメリカンファラオが話題となって、「アメリカ人、カリフォルニアクロームを忘れちゃったのかな?」と思ってしまうほど忘れ去られていた存在でしたが(笑)、今年はしっかりと主役の座に返り咲いた感があります。
そして今年はクロージングデー、開催最終日までデルマーに滞在します。最終日には2歳限定G1デルマーフューチュリティがおこなわれます。
このレースの勝ち馬からは2年連続でケンタッキーダービー馬が誕生し、一昨年は後の三冠馬アメリカンファラオが勝利を挙げています。

デルマーの特色はリゾート地ということもあってか『いい意味でのゆるさ』があるところです。
もちろん立ち入るのにドレスコードのあるエリアもあるのですが、この競馬場はポロシャツと短パンがまるで正式な服装なのではないかというくらい、関係者もラフな服装をしています。日本から行くと「こんなのでいいの?」と思ってしまうことでしょう(笑)
このリゾート地の雰囲気とともに、中南米やスペインを連想させるスタンドもなかなか味わい深いものがあります。

本馬場入場する馬の最後尾を歩く誘導馬
2015.8.20 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 デルマー デルマー競馬場にて


アーリントンもデルマーも、日本の競馬ファンの皆様には一度足を運んでいただいて実際に感じていただけると、アメリカ競馬と縁がある日本人としても嬉しいものがあります。



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