このたびは数多くある馬の写真のサイトからこの『HORSE PHOTOGRAPH』を訪問してくださり、誠にありがとうございます。
以前は約10年間、障がい者乗馬の活動に参加しながら実際に馬と接する経験をしていました。
その後、2013年の初夏から日本中央競馬会(JRA)から取材章を預かり、海外では主にアメリカ合衆国の特に西海岸地区を中心に、他にはドバイ、香港でも撮影しています。特にアメリカ合衆国では『カズ(Kaz)』と呼ばれることが多くなり、プロとしてデビューしたそのアメリカでのクレジット表記も『Kaz Ishida』となったこともあって、現在は日本国内でも同様のものにしていただいております。
国内では競馬雑誌『優駿』、『サラブレ』、JRAのレーシングプログラムなどにも使用していただいています。
アメリカでの撮影ではのちの北米三冠馬となるアメリカンファラオの初勝利を撮影する機会にも恵まれ、2016年にはアメリカのブリーダーズカップでは日本人として初のオフィシャルフォトグラファーになりました。

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2016年12月31日土曜日

よいお年を

本年も残すところあとわずかとなりましたが、少しばかり振り返ってみます。


今年もあちこち行きました。でもその中でもアメリカ合衆国は私にとって特別でした。
まずは夏のデルマー開催で、開催最優秀馬などを決定するメディア投票をすることができました。
そして何よりブリーダーズカップの公式カメラマンとして参加することができました。
二つとも日本人として初です。この両方とも今のところ、「自分が先だ」「あの人がいる」という声を聞いていませんので、おそらく間違いはないと認識しています。

特にBC(ブリーダーズカップ)のオフィシャルは経験して帰国したら、日が経つごとにその重みをひしひしと感じています。
今までもつまらないものは撮るわけにはいかないと思い続けてやってきましたが(プロなのだから当然なのですが)、その思いがこれまで以上に強くなっているのを自分自身の中で感じるようになってきました。
ちなみに私のキャリア(JRAのプレスパスを預かっている期間)のみを見てみると、BCのオフィシャルという立場はあまりにも大きな重責とも言えます。
ただオフィシャルとしてBCに参加したことはまぎれもない事実です。

そして『立場が人を育てる』という言葉があります。
日本ですと大相撲の横綱がなりたてのころは、土俵の外の作法などでもどのように振る舞えばよいのかまだわからずに戸惑って、本場所でもあっさりと格下の力士に負けることがあります。ただ横綱の重責を背負い続けているうちに土俵の上でも横綱らしい強さをいつのまにか身につけていることがほとんどです。
白鵬もおそらく「横綱とは何か」などという問いを自分自身に投げ続けたりもしてきてあのような大横綱になったのではないでしょうか。
私の場合は何事も飲み込みが遅いほうですが、BCのオフィシャルの名に恥じない、それに相応しいカメラマンに必ずなります。


そして日本国内に目を向けてみると、今年初めて使用していただいたケースも多々ありました。特に秋以降にありました。
JRA関連ですとレーシングプログラムに、夏のアーリントン競馬場でのビヴァリーDステークスで撮影したものをBCフィリーアンドメアターフのものに使用していただきました。
またJRAウェブサイトでは『海外競馬特集サイト』の『世界の競馬ギャラリー』におきまして昨年のデルマーでビホルダーが勝利を挙げたパシフィッククラシックをリモコンカメラで撮影したものを使用していただきました。
また競馬の月刊誌サラブレの11月号で初めて表紙に使用していただきました。(オールカマーのゴールドアクター)
あと来年の優駿卓上カレンダーもですね。

今年から写真のクレジット表記がある場合には日本国内でも『Kaz Ishida(カズ石田)』としていただくようにお願いしています。と、いいますのも海外でのクレジット表記では既にそのようになっておりまして、それなら日本国内のものもそれでお願いしようということにしました。
実際に海外に出ると『Kaz(カズ)』というほうが彼らにとって呼びやすいようで、それが定着している感があります。


あと秋には悲しい報せもありました。アメリカの南カリフォルニアを拠点にしていたカメラマンのビルが亡くなりました。
ビルはサンタアニタ、デルマーでよく会っていて大変親切にしてくれました。今年の夏のデルマーで「BCで会おう」と約束していたのですが、それを果たすことができませんでした。「ユタカ(武豊騎手)が(ヌーヴォレコルトの騎乗で)秋にサンタアニタに行くよ」と伝えたら、すごく楽しみにしている様子だったことも忘れられません。
ビルのことに関してはまだ気持ちの整理がついていないところもあるのですが、私の今後のさらなる飛躍が彼にとって最高の手向けになると信じています。


来年もこれまでのように少しずつ積み重ねていきます。
そしていつもと変わらないことを書いてしまうのですが、今の自分を生かしている境遇や環境、巡り合わせのようなものなどに感謝することを忘れずにやっていきます。

それでは皆様、よいお年を
Kaz

2014年 夏のデルマー競馬場での私
ビル撮影 今も大変お気に入りの1枚です
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本年もご愛顧、誠にありがとうございました。
新年もまたよろしくお願いします。
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2016年12月27日火曜日

2016年のJRA全日程が終了しました

一昨日の有馬記念が開催された日で本年の日本中央競馬会(JRA)の全日程が終了しました。
G1競走は29日に大井競馬場でおこなわれる東京大賞典が本年最後のG1になります。

誘導馬たち
2016.12.25 千葉県船橋市 中山競馬場にて

今年は国内ではG1競走でなければ中山や東京の開催時に関西に行くことはありませんでしたが、海外には何度か足を運びました。
それと秋から関西への移動で飛行機を利用するようになりましたので、随分とたくさん飛行機に乗ったなという印象があります。でもこれを繰り返すとそれほどでもないと感じるようになっていくことでしょうね。
と、今年を振り返ろうと思うのですが、まだそのようにするわけにはいかないです。


今日は今年最後の火曜日です。今年最後のメルマガを発行しました。
今年はアメリカにいた間もきちんと日本時間の火曜日に読者の皆様のもとにお届けすることができました。
今年のBCのオフィシャルカメラマンも誇りに思うのですが、この発行日にしっかりと発行したことも同じくらい大きな誇りです。

競馬の予想は一切しないのですが海外へ実際に行って、特にアメリカで感じたことを書き、稀に脱線することもありますが、馬のことなども書いております。なので競馬ファンの方が読むと結果的に予想がより楽しいものになることもたくさん書いています。
またその中に実際に馬と接して扱った経験を基に書いていることも多々あります。その意味で馬は現在でも私の素晴らしい先生のような存在でもあります。馬が好きでもギャンブルが苦手という方が読んでも楽しめる内容という自負もあります。

そして何より購読し続けてくださる読者の皆様の存在がこのメルマガを執筆し、発行する最大の励みになっています。
この場を借りて本年もご愛顧に、心からの感謝をお伝えします。

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2016年12月20日火曜日

全日本2歳優駿 勝ち馬 リエノテソーロ

先週の水曜日の川崎競馬場でおこなわれた2歳馬の交流重賞、全日本2歳優駿(Jpn1)ではJRA美浦所属の牝馬リエノテソーロが勝利をあげました。

彼女はアメリカ産馬で父のスパイツタウン(Speightstown、父はゴーンウエスト(Gone West))もアメリカ産で、スパイツタウンは2004年のBCスプリントを含む重賞を4勝、主に6ハロンや7ハロンのダートの短距離のレースで活躍していました。
リエノテソーロには父の素晴らしかったスピードもきっと受け継がれたのでしょう。

メディアの報道によると来年の春はドバイ、もしくは日本の桜花賞を目指すということのようです。
彼女の関係者がいずれを選ぶにせよ、とにかくまずは今後とも無事に過ごしてもらいたいものです。

リエノテソーロ 全日本2歳優駿 吉田隼人騎手騎乗
2016.12.16 神奈川県川崎市 川崎競馬場にて

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今週号から香港国際競走編が始まります。
もちろん今週もここでは書けないこともたくさん書いております。
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2016年12月13日火曜日

香港から戻りました

昨日の早朝に香港から日本に戻りました。

香港の競馬場でのリモコンカメラによる撮影は今までの中で一番うまくいきました。
ただゴール前で勝ち馬の判断を誤ってしまう場面もあり、その点は今後に活かさねばいけません。
そして私は今年、ブリーダーズカップの公式カメラマンになりました。アメリカから帰国してからつまらないモノは絶対に撮ってはいかんという思いが以前と比べ、はるかに強くなっている自分自身を感じます。
かと言っても急に大きく前進はできないこともわかっています。これまでのように少しずつ積み重ねていきます。


香港に行くと私はスターフェリーという船に必ず乗ります。
風情があって船からの景色も素晴らしく、私の香港でのお気に入りです。
そして今週末は土曜日は中山競馬場ですが、日曜日は阪神競馬場です。つまりまた飛行機に乗ります。
今年の、特に10月以降に何度飛行機に乗ったのかを数えるのが怖くなります(笑)
何はともあれ今まで以上にいいものを撮ります。

香港のスターフェリーから見る夜景
素晴らしいですね〜♪


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2016年12月6日火曜日

明日から香港です

明日の朝、日本を発って香港に向かいます。


ちなみに私、アメリカの競馬場にいると「コンニチワ」とか「アリガトー」と話しかけられることがあります。
日本人ですからそのようにされてやはり嬉しくないわけがありません。

そんな経験があるから、英語以外でもごく簡単な言葉はなるべく憶えてその人の母国語で話しかけるようにしています。香港ですと「ネイホウ(こんにちは)」、「ドズエ(ありがとう)」、この2つさえ知っておけば大丈夫です。

夜の香港の街
香港の人たちは夜遅い時間も、とっても元気です♪


ちなみに明日の夜はハッピーバレー競馬場で国際騎手招待レースがおこなわれます。
日本拠点では戸崎圭太騎手、ミルコ・デムーロ騎手が参戦しますが、アメリカからはフローレント・ジェロー騎手が行きます。
フローレントはフランス出身で主に中東部地区で騎乗しており日本ではほとんど名を知られていませんが、BCレースを3勝、昨年はザピッツァマンでアーリントンミリオンを、今年はアーリントンミリオンデーの1日のうち5つの重賞レースの4つを一人で勝ちました。
現在のところ北米の騎手リーディング5位(獲得賞金順)、ここ一番に強い騎手です。

そのフローレントとは昨年の暮れは香港でも会いました。明日はサンタアニタ以来の再会を楽しみにしています。


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